安音です♪
ちょっと遅くなっちゃいましたが、今年の桜スナップ。
母校でもある近所の小学校。
今年も校舎を囲む桜が綺麗に咲いてくれました^^
この春は全国的に開花が早かったけど、ここ宮城もそう。
大体、東北って毎年桜がワンテンポ遅いんですよね。
世間一般のイメージだと、学校の入学式に桜が咲いてる感じだと思うんですが、このへんは間に合わないのがいつものパターンで。
ところが、今年は見事に間に合った( ゚Д゚)
なんかここ数年、季節が進むスピードがどんどん速くなってる気がするけど、桜シーズンもサッと来て、パッと行っちゃう感じになりつつあるのかなぁ。
そう思うとちょっと寂しいかも。
去年は桜を楽しむ時間がなかったから、今年はゆっくり見られて嬉しい。
コロナ濃厚接触者になって、去年の今頃は絶賛引きこもり中でした( ̄▽ ̄;)
もうあれから一年かぁ・・
なんかすごく大変だったはずなのに、時間が進むに連れてその大変さも忘れていってる感じがする。
出来れば忘れないようにしたいんですけどね。
元気でいられることの大切さとか、母がいてくれてることのありがたみとか、気付けたことがいっぱいあったので。
そう言えば最近、アマプラで『余命10年』を観たんです。

2017年に亡くなった作家・小坂流加さんの実体験をもとにしたフィクション。
20歳で難病を患い、タイトル通り余命10年を宣告をされた主人公のラブストーリーです。
予告編を観たら桜が印象的だったので、この季節にちょうどいいかな、と。
その後で原作も気になって、図書館で借りて読んじゃいました。
あと10年。
もし自分がそう言われたら、どんなことして過ごすんだろう。
案外長いようにも思えるけど、実際はあっと言う間なんだろうな。
ついこの間20歳になったと思った私だって、今年はもう30だし^^;
振り返ってみると、20代、もっといろんなことにチャレンジしてみれば良かったと思う。
人が苦手で、大学時代はサークルもバイトもしてなかったし、実際今だってフラフラしてる状態なので(汗)
でも、そこに思い切ってぶつかっていれば、もっと自分を豊かにすることが出来たんじゃないか。
傷ついたり、しんどいと感じることもあっただろうけど、後で振り返った時に「案外楽しかったかもね」と思えたんじゃないか。
どうしよう。
これからの人生もこのままだと、死ぬ間際になってめちゃくちゃ後悔するぞ、私。
・・なんてことを考えながら作品に浸ってました。
去年、あまり春の景色を楽しめなかったみたいに、桜だって毎年見られるとは限らないからなぁ。
今出来る時に出来ることを、ちゃんと楽しみながらやっておかないと。
『余命10年』の中でも、主人公の茉莉は人生の終わりが近づく中で全力の恋をします。
自分はいずれ死んじゃうけど、だからこそ、最期の瞬間に後悔しないように。
私も内気で臆病な人間だけど、これからはもっといろんなことにぶつかってみよう。
自分のことも大切に。
そして、周りの人も大切にしていかないとですね。
日本の春って、新しいことを始めるワクワク感もあるけど、ちょっとセンチな気分にもなったりするのは、やっぱり桜の印象が強いからなのかな。
というか、日本人の桜好きって異常だと思いません?(;^ω^)
まあ、私も前に曲作ったことあるけども・・
それだけなんかこう、人の人生をイメージさせるような花だからなのか。
切ない部分・儚い部分に惹かれる性質があるのか。
歌にせよ絵にせよ映像にせよ、桜が使われてるだけでなんかいいなと思っちゃうよね、というちょっとしたつぶやきでございました。
来年はいつ咲き始めるのかなぁ(気が早い)。

安音でした、チャオ♪

