安音です♪

 

終わった・・

怒涛の10日間がやっと終わった・・(T_T)

 

 

もうね、Twitterのほうで散々つぶやいてたんですが、

 

コロナ濃厚接触者になりました。

 

 

母が感染してしまって、今月半ばから家族全員引きこもり。

その療養期間が先日ようやく終わったところです。

 

経過観察の日々

発症

事の発端は、今月16日の土曜日でした。

 

夕方6時半過ぎ、学童の仕事から帰宅したうちの母。

その時に「寒気がする、湯たんぽ入れてもらっていい?」と言われて。

 

えっ、大丈夫?と思ってたところに、医療従事者の父登場。

検温したら微熱があったので、すぐ1階の茶の間に必要なものを下ろして、そのまま隔離しました。

 

 

これ、もしかしたらヤバいパターン?

来ちゃった?うちにも来ちゃった感じ?これ。

 

「お母さん風邪症状出てるから、絶対近づくなよ。茶の間入るなよ」と父に念を押されて、私もしぶしぶ自室へ。

 

 

そう言えば母、2~3日前からやたら咳してた気がするなぁ・・

ただの風邪かもしれないけど、食事してる時もなんか咽ることが多かったし。

 

だんだん不安になってきたんですが、その日はいつも通りお風呂入って就寝。



 

風邪だといいな。熱下がってくれないかな・・

という私の期待は見事に裏切られ、母の熱は翌朝になっても下がらず(37.9℃)。

 

 

コロナの何が難しいって、初期症状が風邪なのかそうじゃないのか分からないところなんですよね。

熱がすぐ下がる人も多いし、自分でも気付かないままウイルス撒き散らしてる可能性もあるわけで。

 

とりあえず、ちゃんと検査するまでは「コロナかも」というていで過ごすことにしました。

 

 

なので、この日はちょっと早起きして家族の朝食準備と洗濯。

いつも母がやってる家事を全部引き受けたんですが、慣れてないからもうてんやわんやで(汗)

 

家でも、食事の時以外は全員マスク着用。

消毒液もいたるところに置いて、窓は換気のため日中ずっと開けっ放し。

 

もっとも、みんなそれぞれ自室で過ごすことが多いので、自然と距離をとることは出来てたんですけどね^^;

 

 

母はこの日ずっと茶の間で寝ていて、食欲もあまりない様子。

普段は風邪をひいてもここまで寝込むことって少ないので、ますます雲行きが怪しい・・

 

 

その後、父が自分の勤める病院に電話して、翌日PCR検査を受けることに。

 

試しに、一応簡易キットで抗原検査もしてみました。

そしたら案の定というかまさかというか、

 

 

さらにその日の夕方、母の職場の同僚さんから「自分も昨日熱出て、当番医で検査したら陽性でした」という連絡が。

ナンダッテ‥?(;゚Д゚)

PCR検査

私自身も気が気じゃない中、翌日、父と一緒にPCRを受けた母。

 

 

ですよねー・・

そりゃそうですよね(-_-;)

 

いつかは誰か罹るんじゃないかと思ってたけど(自分含め)

とうとうこんな状況になっちゃたかー・・

 

というわけで、自分と父・祖父母と、他の家族も全員濃厚接触者に。

保健所からも連絡が来て、一週間の経過観察・自宅待機を指示されました。

 

 

さらに次の日(発症から3日目)、同じ病院で私や祖父母も検査したんですが、こちらは幸いなことにみんな陰性。

 

鼻グリグリ、インフルの時もやられたけどやっぱり痛い・・( ̄▽ ̄;)

 

結果が来るまで丸一日かかったので、正直その間は不安で仕方なかったです。

何も手につかなかったんですよね。

 

とりあえずインスタ上げたり、映画観たりはしたけど、どうにも気持ちが落ち着かなくて。

「家族が感染した時の対応」とか「療養に必要なもの」とか、ネット検索ばっかりしてました。

 

 

思えば熱出す2日前から、普通に母とは同じ部屋で会話や食事もしてたので。

もし私まで陽性だったらどうしようと思ってたけど、結果が出てちょっと安心。

宿泊療養へ

ただ、自分達が検査したその日の晩、母は宿泊療養のためホテルへ向かうことに。

 

最短で約一週間、ずーっと部屋から出られず缶詰状態になる。

車で1時間ほどの場所だそうです。遠いっちゃ遠い。

 

当日の午後になって急に「夕方迎えに行きます」と連絡が来て。

いきなりだったから、父と一緒にバタバタしながら荷造りしましたよ(汗)

 

 

一応さっき書いたように、ネットで何が必要かは調べておいたので、それを基に準備しました。

 

「味覚確認のためにチョコがあるといい」とのことで、一口チョコを多めに持たせたり。

「ホテルのお弁当は野菜が摂れない」とのことで、野菜ジュースを入れたり。

 

こういう時にネットやSNSって便利だなと思いますよね^^;

同じように療養された方の体験談がすぐ読めるのはありがたい。

 

 

ちなみに、母はこの時すっかり熱も下がって、普段通り動けるようになってました。

なので、デスクワーク用のパソコンやUSBも携帯。

 

 

夕方6時半頃、保健所の車が迎えに来て、母は一人療養へ。

その後、誰もいなくなった台所で、夕飯の洗い物しながらちょっと泣きました(´;ω;`)

 

 

だってねー・・

なんか、私のほうまで心細くなっちゃったんです。

 

これから一週間、母がいない中でちゃんと家事をこなしていけるのかと。

もしこの後、症状が出たらどうしたらいいんだろうと。

 

 

父も医療従事者とはいえ、やっぱりちょっと不安そうでした。

家事は普段ほとんどしてないし高齢の祖父母(つまり自分の両親)を感染させるわけにもいかなかったと思うので。

ただただ引きこもる

それから一週間は、とにかく家で出来ることをする毎日。

 

朝は今までより早く起きて、ご飯の準備と洗濯と掃除です。

料理もレパートリーが少ないから、毎日3食の献立決めがなかなかキツかった(+_+)

 

買い出しも、不要不急でなければ行っていいことになってたんですが(うちの自治体は)、そんな頻繁に出られるわけでもないし。

 

缶詰とか冷蔵庫の残りとか、あるものを少しずつ使いながら凌ぎました。

田舎だから、デリバリーやネットスーパーは配達対象外なんです・・

 

 

自宅での健康観察は、PCR受けた日から数えておよそ7日間。

その間、確かに気持ち的にはしんどかったけど、誰も症状が出なかったのが本当に救いでしたね。

 

なんか、ひたすら生きてたなぁって思うんです、この一週間。

 

 

明日、もしかしたら自分や誰かが体調崩すかもしれない。

母が療養中に悪化して、命に関わる事態になるしれない。

 

そんな不安を抱えながら、毎日朝を迎えて、3食ご飯食べて、家事をして、寝る。

 

いつ何が起こるか分からないからこそ、「生きること」に一生懸命になってた気がします。

大袈裟な言い方かもしれないけど。

 

 

普段通りの生活が送れるって、なんてありがたいんだろう。

家族が一緒にいるって、なんて幸せなんだろう。

 

そのことをしみじみ感じました。

なんか、11年前の震災の時とちょっと似てるな、この感覚。

療養解除

ようやく経過観察終了が告げられたのは、母の発熱から1週間以上経った今週25日(月)。

 

さらにその翌々日(27日)、母も宿泊療養を終えて無事に帰宅しました。

 

ちょっと食が細くなった以外は、感染前と変わりなし。

コロナの症状でよく見られる、味や匂いが分からなくなるといったこともなかったそうです。

 

軽症で済んで本当に良かった・・

溜まった仕事片付けるために、昨日から早速職場にも復帰してます^^;

 

 

私も家族もみんな元気です。

ただ、今になって一週間分の疲れがドッと押し寄せてる感じもするけど(苦笑)

 

 

おかげさまで以前の毎日が戻ってきました。

 

振り返ると10日間、長いようで割とあっと言う間でしたね。

それだけ中身が濃い毎日だったっていうことなのかな。

 

大変だったけど、普段の生活とかものの考え方とか、いろんなことを見直す機会にはなったし。

家事スキルもちょっとは上がった気がするし^^;

 

ある意味、いい経験をさせてもらったと思ってます。
(感染してない自分がこんなこと言うのもなんだけど)

 

 

療養をサポートしてくださったり、病院や保健所の方々にも感謝。

 

Twitterでメッセージくださった皆様もありがとうございました。

温かいお言葉の数々、私もすごく救われたし嬉しかったです(>_<)

 

 

そして、私が本当に助けられたのは父。

 

医療従事者だから頼りになった、というのも大きいけど、初日に父がすぐ対処してくれたからこそ、最小限の感染で抑えられたと思ってます。

検査の手配も全部してくれたし、部屋の消毒もしてくれたし。

 

もしそんな父まで罹ってたら・・と考えるともう地獄(汗)

絶対私一人じゃ乗り切れませんでした。

 

無事でいてくれたこと、支えてくれたことに心から感謝してます。

 

「当たり前」の幸せ

青空と桜の花

そんなこんなで引きこもってるうちに、今年の桜シーズンも終わっちゃったなぁ( ̄▽ ̄;)

本当はもっと楽しみたかったけど、↑近所の小学校の桜並木しかちゃんと写真に収めてないです。
(しかも上の写真、母が発熱する直前の散歩中に撮ったもの)

 

だから、何気ない毎日を大事にしなきゃ、と改めて思う。

 

朝が来るのも、家族と過ごせるのも、健康でいられるのも、やりたいことが出来るのも、全部幸せなことだから。

当たり前のようだけど、実はすごく恵まれてるということだから。

 

 

気持ち新たに、私もまたここから頑張ります。

もう5月に入っちゃうけど、皆さんもどうぞお身体大事になさってくださいね。

 

安音でした、チャオ♪