安音です♪
「アンネリズムシアター」と銘打って、昨日noteに投稿したこちらの作品。
皆さんお聴きいただけましたでしょうか?
物語にBGMをつけることは、リアルのほうで何度かやらせてもらってるんですが、ここまでたくさん作ったのは久し振りですね。
↑解説文にある通り、朗読も経験者とはいえ、しばらくブランクがあったので。
久々に声を出して本を読んだら、まあ滑舌悪いわ声が掠れるわで大変でした(苦笑)
手帳で確認してみたら、今回の企画を最初に考えたのが8月の半ば頃。
「朗読と音楽の作品を創りたい」と思い始めたのは7月の末くらいだったので、ここまで来るのにかなり長い時間かかっちゃってます(>_<)
で、実際に作り始めてみたら、これがまあなんとも大変だったわけで。
まずiPhoneで朗読を録音して、それをCubase(いつも使ってる作曲ソフト)上で編集。
声質を調整したり、余計なノイズをカットしたりして、綺麗な状態にするのに2週間近くかかりました。
その後はBGMの作曲とレコーディング。
1曲出来たらすぐ次の曲・・というのを繰り返して、音源は朗読と同じようにCubaseで編集。
声とのバランスを見ながら音量を調整したり、入りのタイミングをいじったりして、これもトータルで2週間くらいです。
その間、ラジオの制作があったり、作曲のご依頼が来たりして、かなりバタバタの作業になりました。
だから、ようやく音源が出来上がった瞬間は達成感が半端なくて・・^^;
でも振り返ってみると、結構楽しかったなと思います。
もともとBGMをつけることは好きだったけど、「やっぱり自分、こうやって何かを表現することが好きなんだ」って、改めて気付けたというか。
作ってる最中は大変なこともあったし、編集が思うようにいかなくて、正直終わりが見えないと感じたこともありました。
お聴きいただいて分かる通り、9月19日~20日のお話なので、どうしてもそれに合わせて投稿したかったんです( ̄▽ ̄;)
だから「なんとかして間に合わせたい」という焦りもあったし。
でも苦労した分、自分でもいいものが出来たような気がします。
声も音楽も全部一人で・・という経験はあまりないので、そういった意味でも面白いことをやれたかな、と感じますね。
何より、自分がやってみたかったことを形に出来たので、それだけでも創った甲斐があったと思います。
↑今回お届けした『どんぐりと山猫』は、宮沢賢治の作品の中でも比較的メジャーなほう。
私もミュージカルを習ってた子供時代、稽古の中で何度か読んだことがありました。
子供でも馴染みやすいし、今の季節にぴったりのお話ですよね。
みんな黄金色で綺麗なのに、「誰が一番偉いのか」と、どうでもいいことで争ってたどんぐり達。
でも今の世の中見てると、人間も同じような生き物なんだなぁ、と考えちゃいます。
それぞれいいところがちゃんとあるんだから、個性を否定したりしないで、お互いのことをちゃんと受け容れてあげましょうよ、と。
そういったことも含めて、今回の作品から何かを感じてもらえたら嬉しいです。
ちっぽけな音楽人が、勝手なイメージと欲求のままに創ったものですが、どうぞよろしくお願いしますm(__)m
安音でした、チャオ♪

