安音です♪
5月ももうすぐ中盤に差し掛かろうとしてますね。
最近は、宮城も気温が20度を超える日が増えてます。
だんだん初夏の陽気になってきたなぁという感じです。
私も、長かった花粉との闘いがようやく落ち着きました( ̄▽ ̄;)
4月の間はちょっと外に出るだけで鼻水ダラダラ・目カユカユだったので。
今は散歩にも行きやすくなって、天気がいい日はなるべく外を歩くようにしてます。
↑先日も、近所の小学校の新緑が綺麗でした。
先月は桜色だったけど、一ヶ月の間にすっかり変化。
一年の過ごしやすい時季って、まさに今の季節か、秋が深まってきた頃だと思うんですよね。
私は秋が一番好きなんですが、こうして5月を迎えてみると、新緑の季節もまた違った良さがあっていいなぁと思います。
空は高いし、風は気持ちいいし、いろんな花も咲いてるしで。
5月のおすすめ小説
初夏といえば田植えが始まる時季。
そんな今の季節に読みたいと思ってたのが、原田マハさんの小説『生きるぼくら』。
図書館で借りてGW中に読みました。
作者の原田さん、お名前は存じてたんですが、作品を読んだのは今回が初めてです。
主人公の青年・人生(じんせい)は、東京で母親と二人暮らしをしている24歳。
両親は13年前に離婚。
さらに、学生時代にいじめを受けたことで引きこもりになり、ネットやゲームに入り浸る毎日を送っていました。
母親は生活のため懸命に働いていましたが、ある時、人生をアパートに一人残して失踪してしまいます。
途方に暮れた人生は、長野県に住む父方の祖母・真朝(マーサ)の家を訪ねることに。
両親が離婚して以来、13年振りに祖母と再会した人生。
ところが、マーサおばあちゃんは認知症を患い、彼のことを全く覚えていませんでした。
さらに人生は、自分と同じくおばあちゃんの孫を名乗る女の子・つぼみに出会います。
対人恐怖症で他人に馴染めず、今はおばあちゃんと共に暮らしているというつぼみ。
実は彼女は、人生の父親の再婚相手の連れ子でした。
こうして始まった3人の共同生活。
心に傷を抱えた人生とつぼみは、おばあちゃんがかつて行っていた米作りを手伝ううちに、少しずつ成長していって・・というストーリーです。
いや~泣けた・・
終盤で思わず泣いちゃいましたよ(´;ω;`)
私も自分の殻に閉じ込もる生き方をしてきたから、人生くん達の気持ちが痛いほど分かったんです。
苗が生長するのと同じように、マーサおばあちゃんとの生活を通して、何かが変わっていく人生くん。
私もそうだったけど、生きていれば傷つくこともあるし、辛いと感じる時もありますよね。
でも、自分はたくさんの人やもの・エネルギーに支えられている。
家族だったり、美味しい食べ物だったり、新鮮な空気だったり。
周りには感謝すべきものがいっぱいあって、生きるってすごく幸せなことなんだ、と感じました。
大人はもちろん、中学生や高校生のお子さんでも楽しめると思います。
人のあたたかさに触れたい時・前向きな気持ちになりたい時におすすめの作品。

母の日のプレゼント
そして、昨日5月9日は母の日でしたね。
私もクッキーを焼いて、おやつに両親と食べました。
↑去年は桃のパウンドケーキを作ったんですが、今回はこんなお花の形のクッキー。
一応カーネーションのつもりだったけど、見た感じバラですよね( ̄▽ ̄;)
まあいいや。
手が込んでるように見えて、実は結構簡単なんです。
丸く伸ばした生地を5枚並べて、端からクルクル~っと巻いていくと花弁が出来ます。
クックパッドで見つけたこちらのレシピを参考にさせていただきました。
ちなみに、生地は前にブログでご紹介した米粉クッキーのもの。
初めて焼いた時、母も「お店のクッキーみたい」と言ってくれた自信作です。
↑ついでに余った生地を型抜きして、メッセージもつけてみました。
見えにくいですが「THANKS MOM」と彫ってます。
スタンプがないので、爪楊枝でチョンチョンチョンと(笑)
身近な人に「ありがとう」を伝えるって、やっぱりちょっと恥ずかしいですよね。
私もあまり大したことは出来なかったけど、母が喜んでくれて嬉しかったです。
「本当に花束みたいだね~」と褒めてくれました。
時間かけて作って良かった(*´ω`)
そんなわけで、GWが終わり、ようやくエンジンがかかり出してきた5月。
コロナでまだ大変な日々が続きそうですが、自分や家族を大事にしていきましょうね。
安音でした、チャオ♪

