安音です♪

 

メリークリスマス!

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

昨日はクリスマスイブでしたが、私もほんの少しだけ華やかな夕食を作りました。

ほんの少しだけ(←ココ重要)

 

 

チキンは買ってません。

子供もいないし、うちのクリスマスはそんなに豪勢じゃないです。

 

前回の記事で、去年作ったトマトシチューのレシピをご紹介したんですが、今年も作り置きメニューで済ませちゃいました。

>>作り置きでイブもデイもラクに。クリスマスのトマトシチュー

 

鶏肉のトマトポトフ

↑今回は鶏肉のトマトポトフです。

去年とあんまり変わらない(笑)

 

シチューがポトフになっただけですね。

切った材料を煮込んで終わりなのでめちゃくちゃラク。

 

ただもう一つ、私は今年のクリスマスにどうしても作っておきたいものがあったのです。

それがブッシュドノエル

 

 

クリスマスの定番ともいえる、あの切り株のケーキ。

実は去年も作ろうとしたんですが、どういうワケかこんなことになってしまって。

>>【雑記】クリスマスケーキを一から手作りしようと張り切りすぎた結果

 

 

酷いでしょ?

時々Twitterに料理の写真をアップしてるけど、こんなもんなんですよ私のレベルって(^_^;)

 

切り株でもなんでもない謎のケーキになっちゃったんです。

 

 

だから、今年こそはちゃんと作りたい。

去年の屈辱を晴らしたい!

 

と思って昨日、一年越しのリベンジに挑むことにしました。

 

 

「市販のロールケーキをデコレーションしたほうが早いんじゃ・・?」という方もいるでしょうけど、一からちゃんと作らないと気が済まない性格で(苦笑)



バウムクーヘンでブッシュドノエル

といっても、今回土台にしたのはロールケーキじゃありませんでした。

バウムクーヘンです。

 

 

ブッシュドノエルって、最近はいろんなバリエーションがあるけど、よく見かけるのはロールケーキタイプですよね。

 

でも去年の教訓から、私にロールケーキは向かなそうな気がしました。

巻いてる段階で、絶対何かやらかすんじゃないかと。

 

そもそも不器用すぎて、巻いたり包んだりする料理が本当に苦手なんです(汗)

そこで思いついたのが、バウムクーヘンのブッシュドノエル。

 

 

同じ「巻いて作るスイーツ」だけど、中にクリームやフルーツを挟まない分、こっちのほうが簡単なんじゃないか?と思って。

しかも、見た目や名前からして「木」だし。

 

手作りのバウムクーヘン

ただ、バウムクーヘンも全然作ったことがなかったので、作戦決行の2週間前に一度試作。

当日に失敗したら絶対焦ると思って、少なめに材料を準備して練習しました。

 

↑見た目はこの通り、歪です。

厚く焼きすぎたからか、なんか伊達巻みたいになっちゃったし。

 

綺麗に巻くって難しいなぁと思いつつも、出来ないこともなさそうだし、まあなんとかなるか。

 

 

ということで昨日、本番のクリスマスイブを迎えました。

材料

ケーキって、ホットケーキミックスを使えば大抵なんでも出来ちゃうんですが、今回はちょっとヘルシーに米粉を使いました。

米粉に砂糖やら重曹を混ぜた、なんちゃってホットケーキミックスです。

 

5~6人分(1切れ2、3cmくらい)

【バウムクーヘン(長さ13cm・直径6cmのもの1本分)

  • 米粉・・・120g
  • 砂糖・・・20g
  • 重曹またはベーキングパウダー・・・10g
  • 塩・・・一つまみ
  • 卵・・・2個
  • 牛乳・・・150ml
  • ハチミツ・・・大さじ2
  • バター・・・30g
  • オリーブオイル・・・適量

 

【デコレーション】

  • 動物性脂肪の生クリーム・・・100ml
  • チョコレート・・・30g
  • お好みのフルーツなど・・・適量

 

表面のクリームはチョコにしました。

絞るだけのチョコホイップがあれば一番ラクだったんですが、近所のスーパーで売ってなかったので、こちらも手作り。

 

別に白いホイップでも良かったけど、やっぱり茶色いほうが切り株っぽくなるかな~?と思って^^;

作り方

①土台の生地作り

ではでは、まず土台となるバウムクーヘンから。

 

ビニール袋に入れたホットケーキミックス

↑最初に米粉と砂糖・重曹・塩を混ぜ合わせて、ホットケーキミックスもどきを作ります。

全部合わせて150gです。

 

ボウルでもいいんですが、粉類はビニール袋に入れると洗い物が少なくてラクチン。

 

ケーキの材料を混ぜているボウル

↑続いてボウルに卵を溶きほぐし、牛乳・ハチミツ・レンジで溶かしたバターを加えて、泡立て器でよく混ぜましょう。

甘党の方は、大さじ1くらい砂糖を追加してもいいですが、ハチミツだけでも充分甘いです。

 

ケーキの材料を合わせたボウル

↑これに、先程作った米粉ミックスを投入して・・

 

ケーキの材料を混ぜているボウル

↑滑らかになるまで混ぜます。

 

粉っぽさが残る時は、牛乳を少しずつ加えて調整してみてください。

少しトロッとした状態になればOK。

②生地を焼く→巻く

で、今回使うのはこちらです。

テーレレッテレー♪

ガスコンロにのせられた卵焼き器

卵焼き器!

 

普通のフライパンでも作れるんですが、多分こっちのほうが綺麗に出来るかと( ̄▽ ̄;)

これにオリーブオイルを弱火で熱して・・

 

バウムクーヘンを焼いている卵焼き器

↑生地を大体おたま1杯分程度、薄く広げて焼いていきます。

 

・・なんかこの時点ですっごい雑(汗)

 

 

表面がふつふつとして固まってきたら、ラップを敷いたまな板の上に一度下ろしましょう。

バウムクーヘンの生地を置いたまな板

いよいよ最初の生地を巻いていくんですが、ここでになるものを準備します。

 

↑今回は先っちょを少しへし折って、アルミホイルを巻き付けた竹串。

長さがちょうど良ければ、菜箸とかでも大丈夫です。

 

これを生地の手前に置いて、なるべくキツめに巻いていきます。

クルクル~。

 

巻いたバウムクーヘンの生地

↑・・とすると、こんな感じになりました。

 

やっぱりちょっと形が不格好ですね(^_^;)

どうせ端っこは切り取るので、あんまり細かいことは気にせず。

 

 

そしたら、もう一度卵焼き器にオリーブオイルを広げて、次の生地も同じように焼いていきます。

表面が固まってきたら、最初に巻いた生地を奥にのせて・・

バウムクーヘンを作っている卵焼き器

↑卵焼きと同じ要領で包んでいきましょう。

 

・・というか、だいぶ汚い。破れちゃったとこもあるし(-_-;)

まあ、あんまり細かいことは気にせず(2回目)

 

 

以上の流れを、ボウルの中の生地がなくなるまで繰り返します。

 

ちなみにだんだん太くなっていくので、どこかで巻き切れなるタイミングが出てくるはずです。

その時は普通のフライパンに替えて、大きめに焼いた生地でクルンと包むか、残りの生地をパンケーキにして、おやつに食べちゃっても構いません(私は後者)

 

 

そして、出来上がった土台がこちら。

バウムクーヘンの生地

↑夢中になってたので記憶が定かじゃないんですが、3~4回は巻いたかな?

なんとか形になりました~(;´∀`)

 

中の芯を取り出して、両端を切ってみると・・

手作りのバウムクーヘンの断面

↑若干厚めだし、隙間が出来てしまった部分もあるけど、それなりに年輪模様になってました。

お店のバウムクーヘンのようにはいかないですが、とりあえずこれで第一関門突破!\(^o^)/

 

水分が抜けないように、ラップに包んで粗熱をとったら、冷蔵庫に入れておきます。

③チョコホイップを作る

続いてもう一つの難関・クリーム作りです。

 

これも結構失敗率が高いんですよね。

なので慎重に。

 

クリスマス仕様のメリーチョコレート

今回はチョコクリームなので、最初にチョコレートを準備しましょう。

↑先日、たまたま父がクリスマス仕様のメリーチョコレートをもらってきたので、これを使わせていただきました。

 

湯煎にかけているチョコレートと生クリーム

↑水滴のついてない綺麗なボウルに、細かく刻んだチョコと、泡立て前の生クリーム大さじ2を加えて湯煎にかけます。

 

混ぜなくても大丈夫です。

冷めると固まってしまうので、このまましばらくほったらかし。

 

泡立てているホイップクリーム

↑その間に、残りの生クリームを氷水に当てながら、5~6分立てくらいに泡立てます。

泡立て器やハンドミキサーを持ち上げた時に、トロトロ~っと帯状にクリームが流れ落ちる程度です。

 

ちなみに、白いクリームなら話は別なんですが、この後チョコを加えるので、砂糖は入れなくても大丈夫。

 

チョコガナッシュが入ったボウル

↑そうこうしてるうちに、湯煎にかけてたチョコも溶けました。

軽く混ぜて、ホイップクリームに少しずつ加えていこう・・と思ったんですが。

 

ホイップしたチョコクリーム

↑温度の問題なのかなんなのか、混ぜ合わせたらダマになってしまった~・・Σ( ̄ロ ̄lll)

 

上手くいけばもっと綺麗な茶色になるんですが、チョコが細かいカケラ状になってボソボソに。

 

あちゃ~と思ったけど、まあそこまで気になるわけでもないし、気にする人もいなさそうだし。

いいか!ということで、そのまま作業続行しました^^;

 

 

チョコを入れて泡立てると、結構すぐにクリームが固まります。

ツノが立つ状態になればとりあえずOK。

④デコレーション

クリームはまあアレでしたが、ナッペ出来る形にはなったので、最後の仕上げ・デコレーションに入りましょう。

 

クリームをナッペしているバウムクーヘン

↑先程のバウムクーヘンを冷蔵庫から取り出して、全体にクリームを塗り広げていきます。

私はかなり時間をかけちゃったんですが、あんまりこだわりすぎなくて大丈夫です(;^ω^)

 

フォークで木の模様を加えているブッシュドノエル

↑このままでもいいし、もう少し切り株感を出したい時は、フォークで模様を描き加えても◎。

あとはお好きなフルーツを上にのせれば完成です。

 

 

・・で、出来上がったのがこちら。

フルーツをのせたブッシュドノエル

↑いかがでしょう。

 

途中フルーツがずり落ちてきて大変だったんですが、それなりにブッシュドノエルっぽくなったんじゃないでしょうか?

やっぱりバウムクーヘンだからか、見た目も木に近いし。

 

サンヨーのみつ豆缶

↑ちなみにのせたフルーツですが、みつ豆缶を使ったんです。

どこからかいただいたものらしくて。

 

なので、赤えんどう豆や寒天なんかもトッピングされて、和風ブッシュドノエルという感じ(笑)

あいサンヨー フルーツみつ豆 4号缶(内容総量425g)
created by Rinker

 

いや~疲れた・・

ケーキ屋さんのクオリティには敵わないけど、何はともあれ無事に完成して、めちゃくちゃホッとしてます。

 

去年のリベンジのためにここまで準備してきたし、それが形になっただけでも良しとしよう。

よく頑張った自分!

 

 

鶏肉のポトフとブッシュドノエル

というわけで、昨日のイブはちょっとだけ手の込んだ夕食を楽しめたのでした。

 

おかげさまで家族からも好評。

一日キッチンにこもって支度した甲斐があった^^;

 

 

大変なことばかりだったこの一年。

「こんな時にクリスマスなんて・・」と、お祝いする気分になれない人もたくさんいるはずです。

 

だからこそ来年は、少しでも世の中がいい方向に向かっていきますように。

なるべく多くの人達が、笑顔で2020年を締めくくれることを願ってます。

 

 

改めて、メリークリスマス(*´ω`*)

 

安音でした、チャオ♪