安音です♪

 

10月ってこんなに寒いんだっけ・・?と思うくらいの肌寒さ。

こちらも最低気温が一桁台の日が出て来て、ヒートテックや秋物のニットを慌てて準備しました。

 

つい一ヶ月前まで半袖で過ごしてたのに、この急激な変化はなんなんでしょうね。

 

 

でも秋が深まるに連れて、夜の寝付きも良くなってきた気がする。

私は毎晩寝る前に本を読んでるんですが、このごろは蒸し暑さが落ち着いて、読書も捗るようになりました。



最近手に取った本と感想

細川貂々『わたしの主人公はわたし』

細川貂々『わたしの主人公はわたし』

↑先日読んだのはこちら。

著者の細川貂々さんは、マンガ『ツレがうつになりまして。』の作者さんですね。

 

「ツレ」こと旦那さんがうつ病を患って、生活に苦労したことは私も知ってたけど、細川さんご自身もネガティブ思考の持ち主で、子供の頃から「生きにくさ」を抱えていたといいます。

周りの価値観に合わせすぎて、どう生きたらいいのか分からなくなってしまった時期もあったそう。

 

 

私も人目を気にしやすい性格なので、他の人に悪く思われないように、ずっと自分を抑えて生きてきました。

 

言いたいことがあっても、相手に嫌な思いをさせるのが怖いから言わない。

したいことがあっても、周りに笑われたり、失敗したら嫌だからやらない。

 

でもそうしたことで、「自分」というものがなくなってしまったように思います。

いつも他人の顔色を伺ってたので、したいことをする勇気や、行動力も薄れてしまったんです。

 

 

だから、大人になってからはすごく苦労したし、「自分のことが分からない」と悩みました。

これからどうしていけばいいんだろうと。

 

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考えても生き方が分からないなら、もう自分探しはしない

 

 

自分の人生に責任を持てるのは、結局自分しかいない。

「もっと楽しく生きたい」と思うなら、まずは自分自身を大切にするべきなんだと思いました。

 

今の自分は何を感じてるのか、一つ一つの気持ちと向き合って、それに正直に動いてみる。

人に伝えたいことがあるのならしっかり伝える。

 

 

心の声に耳を傾けて、最期に「これで良かった」と思える人生を送っていきたいですね。

わたしの主人公はわたし:他人の声に振りまわされない生き方
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坂東眞理子『「自分」を生きる』

坂東眞理子『「自分」を生きる』

↑もう一冊はこちら。

今年の2月に出たばかりの新しい本です。

 

著者は昭和女子大学の理事長・総長である坂東眞理子さん。

 

 

毎日生きてると、思うようにいかないこともたくさんある。

むしろ、悩む時間のほうが長いと思います。

 

気になることがあるとついくよくよしちゃうし、「ああすれば良かった」と後悔することもある。

「一日を大切に」と私もよくブログで書いてるけど、いつでも上機嫌で過ごすって、実際はなかなか難しい。

 

 

最近、著名人の方の訃報がやけに多いじゃないですか。

しかも歳や病気ならともかく、まだまだこれからという人が、自分の人生を自分で終わらせてしまって。

 

順調にいってるように見えても、心の奥ではみんないろんな思いを抱えてる。

「強く生きるって難しいな」と、私も最近の世の中を見て思ってました。

 

だから、生き方に完璧を求めずに、その時々でやれることをやっていくのがベストなんじゃないかな、と。

 

 

人生上手くいかないことのほうが多いし、自分に欠点もあるのも当たり前。

こんな記事を書いてる私も、ほぼ毎日何かしら悩んでます。

 

ただ、そうやって躓いたり悩んだりしながらも、今の自分に出来ることを精一杯やる。

後悔しない生き方って、そんな姿勢から作られていくのかもしれないですね。

 

 

この本のサブタイトルは『上手に生きるより潔く』

 

上手に生きようとしなくてもいいから、まずは自分の気持ちと向き合うこと。

何を大切にしたいのか、どんなものが好きで誰と過ごしたいのか、自分自身の価値観を見つめること。

 

そういうふうに過ごしていけたらいいなと思います。

「自分」を生きる 〜上手に生きるより潔く〜
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以上、最近読んだ本を2冊ご紹介してきました。

 

今年は悲しくて重たいニュースが多いけど、自分の機嫌を自分でとりながら、ゆっくり乗り越えていきましょう。

明日も素敵な一日になりますように。

 

安音でした、チャオ♪