安音です♪

 

Uターンラッシュのニュースも聞かず、今年は全然お盆らしさを感じない夏ですね。

私もこの時季は親戚のお墓参りに行くんですが、母と相談して今年は諦めました。

母の実家は農家なので、遊びに行くと美味しい夏野菜やお米をたくさんもらえるんだけどなぁ(>_<)

 

そんなわけで、家族が休みだったここ数日はずっと家で過ごしてます。

昨日はパソコン作業をした後、ベッドの上で横になりながら読書をしてました。暑くてもうバテバテだったので・・(-_-;)



夏に読んでおきたかった本3冊

夢枕獏『雨晴れて月は朦朧の夜』

今月やりたかったことの一つが、ホラー小説を読むこと。

やっぱり夏だし、涼しくなるような作品を何か読みたいな~と思ってたんです^^;

怪談系はあまり目を通したことがないので、どんな感じなのかな、と興味もあったし。
(ビビりのクセに怖い話は好き)

 

そこで先日、この本を図書館でレンタルしてきました。

夢枕獏さんの『雨晴れて月は朦朧の夜』

夢枕獏『雨晴れて月は朦朧の夜』

ネットでおすすめのホラー作品を検索したら、こちらが紹介されてたので選んでみました。

全部で11作の怪奇小説が収められた短編集です。

 

割とエロい描写が多くて、文字を追えなくなった部分もちょっとあるんですが( ̄▽ ̄;)

内容はなかなかグロテスクでしたね。じっとりした汗をかかされるような作品が多かったです。

 

個人的に、特に印象に残ったのが2作目「骨董屋」

主人公の中年男性が、自分が昔手放したもの(学校のノートや子供の頃のオモチャなど)が置いてある、不思議な骨董屋に迷い込んでしまうというお話。

途中から嫌な予感はしてたんですが、最後の最後におぞましいモノを見せられてゾワッとしました(汗)

 

3作目「鳥葬の山」も、エグくてインパクトが強烈な作品。

切り刻まれていく遺体の描写がもうリアルで、思わず「うゎぁ・・」と顔をしかめちゃいました。読むとしばらく鳥が怖くなりそう。

 

 

一つ一つは短いお話なので、作品ごとに違った恐怖を楽しめるのが魅力かな、と思います。

ともかく、夏の暑い日にぴったりの気分転換になりました(*^^)v

雨晴れて月は朦朧の夜 (日本語) 単行本
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広島テレビ放送『いしぶみ』

8月といえば、原爆の日や終戦記念日など、戦争について考える機会も多いですよね。

そこで、一緒に借りてきたのがこちら。

広島テレビ放送『いしぶみ(碑)』

『いしぶみ(碑)』

1945年8月6日、原爆で命を奪われた、広島県立広島第二中学校の生徒達の記録です。

爆心地の近くにいた1年生321人全員が犠牲になり、その慰霊碑が今も広島平和記念公園の中にあります。

 

この作品、『碑』のタイトルで、中学時代の国語の教科書にも載ってたんです(全部じゃなくてダイジェスト版でしたが)

授業中に読みながら泣いてる子もいたっけなぁ・・と思って、久し振りに読んでみることにしました。

ルビ付きで学生向けに書かれてるので、難しい本が苦手な方にもおすすめです(*´ω`*)

 

 

爆発の瞬間に亡くなった生徒が多い中、家族に会いたい一心で、自宅を目指して歩き続けた生徒も。

ただ、重い火傷のせいで途中で力尽きてしまったり、なんとか家に帰り着いても、それから全員が数日のうちに命を落としていきました。

行方が分からなくなって、遺族の方が必死に探しても、結局見つからなかった生徒もたくさんいたといいます。

 

やっぱり犠牲になった人達のためにも、こういった記録はなかったことにしちゃいけないですよね。

悲しい証言の一つ一つが心に突き刺さって、今の自分達は本当に恵まれた環境にいるんだなと痛感しました。

 

毎日食事が出来て、帰る家があって、安心した気持ちで眠れる。そのことにちゃんと感謝したいと改めて思います。

いしぶみ: 広島二中一年生全滅の記録
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飯塚訓『墜落遺体』

ちょっと重い内容のものが続きますが、最後に紹介するのはこちらです。

飯塚訓『墜落遺体』

8月の出来事と聞いてもう一つ思い浮かぶものといえば、1985年の日航機の事故。

今年で35年になりますが、当時のことについて書かれた作品を何か読みたいと思って借りてきました。

 

この本は事故後、遺体の身元確認現場で指揮を執った元警察官・飯塚訓さんによる手記です。

520人という膨大な数の遺体を、一つ一つ検視して遺族に引き渡す。その凄惨な現場の状況が克明に記されてます。

 

 

1993年生まれの私は、小学生の頃にテレビの特集番組を観るまで、事故のことを全く知りませんでした。

以来、YouTubeで当時のニュース映像を観たり、この時季に放送されるワイドショーの特集などを観たりはしてたんですが、ここまで細かい記録を目にしたのは初めて。

 

遺体についても、「損傷が激しい」とか「身体の一部しか見つからなかった」という話は聞いていたけれど、これほどまでに酷いとは思ってもみなかったです。

 

印象的だったのが、頭の中に他人の頭がめり込んで、眼球が3つ付いていたという遺体。

顔が皮だけになってしまって、納棺の際に綿や紙を中に詰めて縫合したという話もあります。

何より、遺族の方々の哀しみは想像を絶するものだったでしょうね・・こんなに過酷な状況だったのかと胸が痛くなりました。

 

 

どんな事件や事故もそうなのかもしれないけど、時間が経つに連れて思い出す人も少なくなるし、私のように当時を知らない人も増えてくる。

だからこそ、自分から過去の出来事を知ろう・学ぼうとすることが大事なんじゃないかな、と思います。

 

自分事として考えて、当時の教訓を後の世代にも伝えていくこと。私も忘れないようにしたいです。

墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便
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というわけで、最近読んだ本を3冊ご紹介してきました。

 

お盆もあるし、いろんな出来事が重なるからか、8月は命について考えることが多い月。

特に今年はコロナの影響もあって、毎日無事に過ごせるありがたみを、私も日々実感してます。

 

今が与えられていることに感謝して、お互い一日一日を大切にしていきましょう(*´ω`*)

 

安音でした、チャオ♪