安音です♪
美味しい夏野菜がスーパーにたくさん並ぶ季節ですね。
私も先日、夕飯にキュウリとトマトを使って棒棒鶏を作りました。
↑バタバタしてたので盛り付けが雑ですが(-_-;)
千切りキュウリと薄切りにしたトマトを並べて、その上に細かく裂いた鶏胸肉を乗せるだけ。
鶏肉は観音開きにして、レンチンで火を通してます。
冷めても美味しく食べられるのが嬉しい^^
タレはシンプルなゴマ味噌です。
鶏肉を蒸した後の汁に、醤油と味噌・みりん・豆板醤を混ぜて、すりゴマを加えたもの。
野菜もタンパク質もしっかり摂れるし、暑い時季にぴったりのメニューですね。
トマトが食べられるようになりました
実はつい最近まで、私はトマトが苦手でした。
ケチャップや水煮缶は平気なんですが、生がダメで。
どうしても口に入れることが出来なかったんです。
子供時代の苦い記憶
子供の頃から私は食べ物の好き嫌いが多くて、家でも学校でも、毎回ご飯を残してました。
特に野菜が苦手で、食べられるのはキュウリ・キャベツ・レタスくらい。
あとはカボチャ・ジャガイモ・サツマイモ・ゴボウ・トウモロコシとか。
(ただ、これは穀物とか炭水化物系ですよね)
それ以外の野菜はいちいち除けてたんです。
味噌汁もほとんど豆腐しか食べなかったし。
味が苦手というより、食わず嫌いでなんとなく食べたくないな、と思ってたものがたくさんありました。
今振り返ると、本当にもったいないことをしてたなぁと思うんですが。
それで、遡ること19年ほど前。
安音・小学2年生(7~8歳)の時。
当時の担任の先生が、給食の食べ残しにめちゃくちゃ厳しい人で。
「嫌いだから」という理由でおかずを残す人は、お昼休みの時間まで無理矢理食べさせられたことがありました。
もちろん私もその一人。
だから、多くの人にとっては楽しい給食の時間も、私にとっては地獄だったんです(-_-;)
少しでも残す量を減らさなきゃと、苦手なものを涙目で口に含んだことは今でも忘れない。
しかもその頃、生活科の授業で野菜を育ててたんですね。
一人ひとり鉢植えで。
よりによってそれがミニトマト。
育てるのは楽しかったです。
種を蒔いたら芽が出てきて、大きくなったら実がついて。
でも、収穫した実はどうするんだろう?
まさか給食で食べましょうとか言わないよね・・?
と思ってたら、その予感は見事に的中。
収穫後、給食で美味しく大事に食べるハメになってしまいました( ̄ロ ̄lll)
いよいよその日。
他のおかずが乗ったお皿の上に、ちょこんと一人数個ずつ添えられたミニトマト。
食べなければ、最悪昼休みはなし。
隣の子に譲ろうにも、先生は「せっかく育てたんだからちゃんと食べなさい」と声掛け。
(まあそりゃそうだけど)
毎日のように給食を残す私は、確実に先生に目をつけられてました。
思い切ってバクッと口に入れて、硬い実を噛み切ったんですが・・
あの酸味に泣きそうになりながら(というか多分泣いてた)、必死に必死に飲み込もうとした私。
結局全部食べたのか、昼休み返上した挙句、また残したのかは記憶にありません。
「もうトマトは食べない」というトラウマだけが残ったのでした。
成長と共に変化した食べ物の好み
ところが、大人になるに連れて私の好みは変化。
自分でも特に意識したわけではないのに、苦手だった食べ物がだんだん好きになったんです。
ここ数年で、私の好き嫌いはかなり減ったと思います。
毎回除けていた野菜や海藻もすっかり好物になって、昔はそんなに好きじゃなかった納豆も、今では朝ご飯の楽しみに。
人間の味覚って不思議ですよね。
ある時、急に「美味しい」と思えるようになって。
そして今年。
口に入れることすら出来なかった生トマトを、ついについに・・
ついに克服したんです!\(^o^)/
最初はちょっと抵抗もあったけど、えーいと思って食べてみたら、割とすんなりいけちゃいました。
苦手だった酸味にもだんだん慣れたし、今は普通に食べられます。
↑付け合わせのミニトマトも、トマトが入った野菜サラダも、もう残すことはありません。
↑自分で作る料理にもたくさん取り入れるように。
最近は冷蔵庫の残り物を一掃しようとして、トマトのチーズ焼きを作りました。
薄切りにしたトマトの上に溶けるチーズを乗せて、トースターで焼いたカプレーゼ風の何か。
ついでに余ってた焼売も小さくカットして混ぜてます^^;
トマト×チーズの組み合わせが、こんなに美味しいなんて知らなかったですよ。
ジョジョの4部で、億泰がモッツァレラチーズとトマトのサラダに感動してたけど、あの気持ちがやっと分かった。
ハーモニーというか味の調和というか、最高ですね。
苦手なものから発見出来ることもある
だから、今まで嫌っててごめんねトマト、と言いたい。
なんでもっと早く、美味しさに気付けなかったんだろう。
残してた自分に説教してやりたいと今では思います。
当時の先生も、本当にすいませんでしたという感じです。
いろんな人の力があるからこそ出来る給食。
ちゃんと感謝して食べなきゃいけないのに、残しちゃって・・
でも、おかげさまでだいぶ野菜が好きになりましたよ。
ものは大事にしたいというのが私の考えだけど、食べ物だってそうですね。
すぐには無理でも、残して捨ててしまう食材を少しずつ減らしていけたらいい。
苦手だったもの・なんとなく避けていたことにも、目を向けてみたら意外な発見が待ってたりするのかもしれないな、と思うこのごろです。
安音でした、チャオ♪

