安音です♪
先週からの大雨で被害を受けた地域の皆様、心よりお見舞い申し上げます。
去年も一昨年も、その前の年も、この時季は豪雨災害が相次いでますよね。
こちらも九州ほどではないけど、今朝は雨がものすごくて早く目が覚めちゃいました。
やっぱり温暖化の影響なのか、ここ数年天候がおかしくなってるよなぁ。
特に今年はコロナもあって、いつも以上に心配な方も多いと思いますが、お互い気を付けながら過ごしていきましょう。
早く安心して生活出来ますように。
安音の今年の七夕
ちらし寿司作り
さてそんな中、昨日7月7日は七夕。
毎年この日は雨が降ることが多いけど、今年もやっぱりそうでしたね( ̄▽ ̄;)
うちでは笹も短冊も用意しないし、七夕らしいことは何もしないんですが、夕飯にちらし寿司を作りました。
せめて食事だけでも雰囲気を味わっておこうと思って(苦笑)
↑こちら。
ニンジンとチーズを星型で抜いたり、天の川のイメージでキュウリと紅生姜を散らしてます。
盛り付けが雑すぎて、思ったほど綺麗にならなかったんですが・・^^;
なんとか最後まで仕上げられて良かったです。
実はあんまり作ったことないんですよね、ちらし寿司。
ちなみにチーズはとろけるタイプだったので、この後酢飯の熱と蒸し暑さで、星型が見事に崩れました。
盛り付けた後で気付いたんです。
これ熱加えたら溶けちゃうじゃんって。
今思うと、別に見た目にこだわらなくても良かったなぁ。
どうせ食べる時は星型も天の川も関係なくなっちゃうんだし(笑)
変にSNS映えを意識しなくていいんだと改めて感じましたね。
本当に大事なのは味。
来年はもうちょっとシンプルにいこうと思います(;´∀`)
読書で夜空の世界へ
そして星が綺麗な季節だからか、先日この作品が読みたくなって、図書館で借りてきました。
↑『銀河鉄道の夜』。
言わずと知れた宮沢賢治の代表作ですね。
子供の頃少しだけ読んだことがあったんですが、長いのと難しいのとで挫折しちゃって(汗)
やっと最後まで読み返すことが出来ました。
当時はついて行けなかった部分も、今はスッと心に入ってきたし。
ジョバンニって、自分にすごく近いキャラクターだなと思うんです。
孤独なところ・生き方に迷ってるところが昔の自分にそっくり。
私も、誰かと関わる時はいつだって疎外感を抱いてました。
周りと上手く馴染めなくて、学校も仕事も辛かったし、今でも時々分からなくなることがあります。
「こんな自分って、なんのために生きてるんだろう」と。
人が怖いから、毎日憂うつで生きていても楽しくない。
特別な才能もないし、いざという時頼りに出来る人も、逆に自分を信用してくれる人もいない。
「私は誰からも必要とされてないのかな」
「これからどうしていけばいいんだろう」
って、子供の頃からいつも考えてたんです。
でも、仕事を辞めてしばらく経った今思うのは、「人生に目的も何もないのかもしれない」ということ。
長い道のりの先にゴールがあって、そこに辿り着くために歩いていく。
生きるってそんなイメージだと思ってたけど、実はちょっと違うんじゃないか。
本当は、人生に目標や正解なんてものはなくて、ただ目の前の一日を大切に生きていくだけでいいんじゃないかって。
毎日美味しいご飯を食べて、好きなことを楽しんで、ほんの少しでいいから誰かのためになることをして、穏やかな気持ちで眠る。
それが出来るだけでも充分立派だし、幸せなのかもしれない。
もちろん時には落ち込んだり、辛いと感じることもあるだろうけど、それも全部、幸せを感じるために必要なものなのかもしれない。
この作品の中で、ジョバンニ達と同じ列車に居合わせた燈台守のおじさんも言ってます。
「ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから」
引用元:宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
自分に与えられてる時間を大切にすること。
食事とか睡眠とか、平凡でなんでもないことを一つ一つ丁寧にやって、自分と周りの人に優しくすること。
目的や答えがなくても、ただそれをやり続けていけば最高の人生になるのかもしれませんね。

だから私の今の願い事は、「毎日笑顔で過ごせますように」。
これだけです。
あとはもう何も望まない( ̄▽ ̄)
今年は世の中が大きく動いたけど、そういった困難も全部自分に繋がってくる。
焦らずに、ゆっくり一歩ずつ歩いていきたいと思ってます。
あなたの願い事も叶いますように。
安音でした、チャオ♪

