安音です♪
コロナの影響で、中止や延期が相次いでいる今年のイベント。
私が好きなマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズも例外ではなく、今月から金沢で始まる予定だった原画展が延期になっちゃいました。
まあ、ここまで広がってる以上仕方ないし、運営サイドの皆さんも、最善を尽くして動いてくださってるはず。
今は待つことが一番なのかな、と思いますね。
きっと念願叶って開催された暁には、みんなが盛り上がるイベントになると信じてます。
とはいえ、こんな時でも楽しませてくれる『ジョジョ』。
先日『ジョジョリオン』の最新刊が発売になりました。
↑カバーは定助のアップ。
その後ろには、無数の明負院長の姿。
本編を読むと分かるんですが、左目が石化した定助のインパクトがすごいですね~。
ピンクにブルー・イエロー・グリーンと、タイトルも含めてとっても春らしい色使い。
一目で気に入りました♪
作者コメント
「この世で最大最高の幸福感を表現した音楽」のお話。
荒木先生がチョイスしたのは、サント&ジョニーの「SLEEP WALK」という曲でした。
1959年リリース、結構古い曲なんですね。
私もYouTubeで聴いてみたんですが、海辺で日向ぼっこでもしながら聴きたいナンバー。
日常の疲れを全部洗い流してくれそうなスティールギターの音色、これは確かに癒される・・
それだけに、曲が終わっちゃった後の寂しさもまた大きくて(苦笑)
本当に先生が耳にする音楽は幅広いし、レパートリーも豊富ですね。
ただただ尊敬(>_<)
『ジョジョリオン』執筆中もどんな曲を聴いてるのか、是非お話を伺ってみたいです。
各話感想(未読の方はネタバレ注意)
#091 ザ・ワンダー・オブ・ユー(君の奇跡の愛)その⑧
前回、謎に包まれたTG大学病院の院長・明負悟の写真を見せてくれた透龍くん。
そもそも病院に雇われてる身とはいえ、どうして彼がこんな写真を持ってるのかが気になる。
一体何者?
康穂ちゃんに近づいてるのも単純に善意からなのか、それとも何かウラがあるのか・・
尚更怪しく感じますね(汗)
その院長は、なぜか病院だけでなく東方家の敷地内にも出現。
彼の姿を見て追いかけようとすると「何か」が襲ってくる。
そんな院長のスタンド攻撃により、キッチンで料理をしていた密葉さんも、包丁で指を切るケガをしてしまいました。
切り傷どころじゃなく、ストンと切断してしまうほど。
これは痛い~・・(;´Д`)
追い打ちをかけるように、つるぎちゃんの身にも異変が。
石化病の時間がついに来たらしく、暴走を始めたスタンド「ペーパー・ムーン」。
顔や身体がまるで折り鶴のように変形してしまいます。
病気のストレスが極限まで高まると、スタンド使いの場合はこんな状態になるっていうことなのかな。
人と折り紙が融合した絵なんて初めて見た・・
#092 ザ・ワンダー・オブ・ユー(君の奇跡の愛)その⑨
TG大学病院の記念堂では、いよいよ明負院長による「再生医療について」の講演がスタート。
聴衆に向けて彼が見せたものは、治療薬「LOCACACA 6251」。
「ロカカカ」の存在自体には触れてませんが、あの果実から抽出した液体っていうことですね。
あらゆるリスクも手術の必要もなく、患部を新しく「交換」することが出来る物質。
会場も大盛り上がりです。
その院長を追うために、前々回、あえて彼の攻撃を受けてこの病院に運ばれた定助。
負傷した彼の前に現れたのは、自身のことを「吉影」と呼ぶ女性・・そう、ホリーさんでした。
吉良の死を知ってか知らずか、彼女は定助を本当の息子と思いながら話しかけます。
ところがそのホリーさん、皮膚の一部が石化して、周期的に昏睡を繰り返すという謎の症状に苦しめられてました。
原因は何を隠そう「ロカカカ」の副作用です。
吉良や仗世文・そして定助が彼女に与えようとしていた「ロカカカ」。
ところが、実はもう病院側がとっくに投与させていたらしい。
ホリーさんの石化病に目をつけた院長サイドが、彼女を「ロカカカ」の臨床実験に利用してたっていうことなんでしょうかね。
そんな・・(;´Д`)
婦人科棟の研究室からこっそり「LOCACACA 6251」を取り出し、定助に飲ませるホリーさん。
負傷は完治させてくれたものの、彼の前で再び昏睡状態に陥ります。
しかし、これで定助の決意は固まりました。
今目の前にいるこの女性は、まぎれもなく自分の母親。
「新ロカカカ」を手に入れて、必ず彼女を助けてみせると。
いや~泣ける・・(´;ω;`)
なんか定助、やっとマイナスからゼロの地点に立ったんじゃないかっていう気がします。
もともとこの世に存在していなかった自分。
家族なんてどこにもいないと思ってた自分。
そんな彼が、ようやく確かな希望を見つけることが出来た。
「この人のために生きるんだ」という人生の目的と、幸せの在り処を初めて見出せたんじゃないかと思います。
#093 ザ・ワンダー・オブ・ユー(君の奇跡の愛)その⑩
「院長を追いかけるのはダメ。でも追いかけさせるのは良い」と語っていたホリーさん。
その言葉を受け入れて、病棟を出た定助も策を練り始めます。
院長の正体は他人に追わせる、という策を。
なんかこの回の定助、やたら目に力が宿っててめちゃくちゃカッコいいですね。
特に10ページと11ページの大きい2コマ。
「LOCACACA 6251」の影響で、顔や身体の左半身が部分的に石化しちゃってるんですが、それがまた不気味なオーラを放ってて。
主人公というより、もはやラスボス感満載。
何回も眺めては私も「カッコいい・・♡」ってうっとりしてました^^;
#094 ザ・ワンダー・オブ・ユー(君の奇跡の愛)その⑪
一方で、「新ロカカカ」が東方邸にあると見込んでいた康穂ちゃんは一人捜索を開始。
折り鶴化?したつるぎちゃんのいる寝室に「ペイズリー・パーク」を使って忍び込みます。
ところが、潜んでいたスマホは常敏に取り上げられ、そのままトイレにドボン!
水中で呼吸も出来ず、携帯が中まで水没してしまえば、存在を保てなくなった「P・P」はバラバラに崩壊してしまう。
当然康穂ちゃん自身も同じダメージを負うことになる。
彼女の肉体は少しずつ崩れ始めてるし、まさに絶体絶命。
しかもよりによって、そこになぜか院長の姿が。
今まで絶対に顔を見せなかったのに、突然康穂ちゃんのほうを振り向く院長。
すると彼女は足を滑らせ、隠れていた外壁から地面に落ちてしまいます。
その衝撃で、なんと右腕を切断!
ちょ、ちょっと、これヤバくないですか!?(゚Д゚;)
2部のクライマックスで左手が吹っ飛んだジョセフ並の絶望感なんですけど。
その院長の姿を、密葉さんも再び目撃していました。
彼女曰く、あの院長は「厄災」そのもの。
追いかけようとすれば、たちまち悪いことが自分達に襲い掛かる。
「ぶつかって来る」ってそういうことなのか・・
「災い」を対象の人間に引き寄せる。それが彼のスタンド能力、と。
だとしたら、もうおぞましすぎる存在ですよね。
ただでさえこの作品の背景には「震災」があるけど、そんな「災い」が目に見える姿になって、繰り返し自分達の前に現れるわけですよ。
やっぱり院長、敵の中でもかなり重要な存在であることは間違いなさそう。
さらに彼の攻撃は、跳ね返りを続けて常敏の部屋の壁を破壊。
家族全員が駆けつける中、そこから姿を現したのは「新ロカカカ」の鉢植え!
その果実は、従来の「ロカカカ」とは全然違う形をしていました。
ここからどんな事態が巻き起こるのか・・というところで、続きは次巻。
えーこんな気になるところで終わりかーー!!
憲助さんをはじめ、ついに周囲にも知られることになった常敏の目論み。
全く息をつかせない展開で今回もハラハラしっぱなしでしたね。
現実もコロナで大変だけど、これからもたくさん楽しませてもらいましょう(>_<)
安音でした、チャオ♪

