安音です♪
昨日の宮城は降水確率100%。
朝からずーっと雨が降りっぱなしで強風も吹いてました。
そのせいか、私も心のテンションが少し下がり気味に・・
最近はニュースを観るのもSNSのチェックも、なるべく短い時間で終わらせるようにしてます。
ダラダラ見てると、どうしても重たい話題ばかりが目についてしまうから。
もうこんな時は無理して元気を出さなくてもいい。
よく寝て食べて好きなもの見れば、そのうち時間がなんとかしてくれる。
と思って、昨日の午後は一人で映画を観ることにしました。
ひとり映画でリフレッシュ
で、取り出したDVDがこれ。
インパクト大きいですね~( ̄▽ ̄;)
そうです、『シン・ゴジラ』。
このごろ、世の中がピリピリしてるじゃないですか。
そのせいか「緊急事態宣言」だとか「外出自粛」といった言葉を聞いてると、どうしてもこの作品が頭に浮かんできて(苦笑)
ゴジラも、1954年の初代からずっと「天災の象徴」として描かれてきました。
どうにも出来ないような困難を突き付けて、人間の世界に警鐘を鳴らす「荒ぶる神」のような存在。
そうした脅威に対して、私達はどう向き合っていけばいいのか。
この作品から気付けることもあるんじゃないかと思ったんです。
ちなみに、私は主演の長谷川博己さんのファンなんですが、彼を知るきっかけになったのがまさにこのシンゴジ。
しばらく全編通して観てなかったので、久し振りにディスクをセット。
↑ブタのクッションを膝に抱えて、ベッドに座り・・
↑カフェラテを淹れて、ポップコーンの代わりにミックスナッツをお供にしたら準備完了です。
不安な時こそ、周りのことを考えたい
もう何回も観てるはずなのに、パソコンに食らいついたまま、あっと言う間に2時間経過。
一人で盛り上がってるうちに、あのテーマ曲が流れるエンドロールに辿り着いちゃってました。
ヤシオリ作戦のとこなんかもう、手握りしめながら観てましたね。
「計算通りにいってくれ」って安田さん(高橋一生さん)と一緒に祈りながら。
いやー楽しかった(*´▽`*)
いい気分転換になってスッキリです。
突然現れた巨大不明生物。
なぜ生まれたのか。どうすれば侵攻を食い止められるのか。
国や人々を守るために何をしたらいいのか。
今作の登場人物達は、ゴジラという未知の存在がもたらす危機に命懸けで立ち向かいます。
政治家・自衛隊・学者。
それぞれが自分達に出来ることをして、あらゆる知恵を出し合いながら。
今回のコロナもそうだけど、人間ってどうしようもない時、自分のことでいっぱいいっぱいになるんですよね。
もちろん命は大事だし、財産も大事。
住む場所も食べる物も大事。
だけどそれらを犠牲にしながら、人の命を救うために闘ってる人達がいるのも事実なわけで。
医療機関の皆さんも、決していいとは言えない環境の中で精一杯治療にあたってる。
行政の人達だって、私達が家で大人しくしてる間も、毎日バタバタ走り回ってる。
その対応に納得出来なくて、文句を言いたい人もたくさんいるでしょうけど、みんなを守ろうとしてることは確かだと私は思うんです。
だから私達も、周りに対する気遣いや思いやりを忘れちゃいけないんじゃないかな、と。
頑張ってる人には、心の底から「ありがとう、ご苦労様」と伝えてあげる。
この映画の中でもそんなシーンが出てきます。
買い物をする時も、本当にものが手に入らなくて困ってる人のために、横取りや独り占めはしないでおく、とか。
主人公の矢口副長官も言ってました。
「自分が10年後に総理になるより、10年先もこの国を遺すほうが重要だ」って。
自分の立場や生活がどうとか考える前に、みんなのために自分がやれることをやるのが大事なんだよ、と。
先が見えない状況だからこそ、自分だけじゃなく周りのことも考えて、お互いの心の声にしっかり耳を傾けられるようになりたいですね。
ちなみに、庵野監督つながりで思い出したんですが・・
昔働いてた時、職場の人と『ナウシカ』の話になって。
「もし王蟲の大群が町に来たら、安音ちゃん逃げる?それともナウシカみたいに自分から止めに行く?」と聞かれたことがありました。
私だったら、逃げたい気持ちもあるけど止めに行こうともするかな・・と答えた気がします。
もし、自分しか止められる人間がいないとか、他に誰も行けないっていう状況なら、思い切って飛び込んでいくかも。
私みたいなのを蘇生してくれる王蟲がいるかは分からないけど。
・・うん、いないだろうな( ̄▽ ̄;)
というわけで、改めてそんなことを考えさせられたひとり映画タイムでした。
小さくて簡単なものでもいいから、一人ひとりが今出来ることを考えて、この状況を乗り越えていたいですね。
安音でした、チャオ♪

