安音です♪

 

あっと言う間に2月も終わりに近づきましたね(>_<)

新年度に向けての準備がそろそろ始まりそうで、最近はなんだか気持ちがソワソワしてます。

 

今の時季、よく目にするのが受験の話。

受験生の皆さんにとっては忙しい季節なんじゃないでしょうか?

 

こう見えて、私も一応音大の出身なんですよ。

と言っても、別に藝大みたいなすごいところではなくて、偏差値低めの入りやすい大学ですけれど^^;

音楽大学の試験のイラスト

学校にもよるんですが、音大の試験って、国語や英語といった一般科目に加えて実技のテストがあるんですね。

ピアノで指定された曲を弾いたり、「視唱」といって、その場で楽譜をパッと渡された後、初見でその曲を歌ったり。

先生がピアノで弾いたメロディーを聴き取って、楽譜に書き込んでいく「聴音」の試験なんかもあります。

 

先生がみんな見てる前で一人ずつ演奏するので、めちゃくちゃ怖いし緊張するんですよ。

なんとも言えない独特の空気があって、今もう一回受けてみろと言われても絶対嫌です(苦笑)

 

そんな私も、高校時代は進路についてたくさん悩んだし、受験も一筋縄ではいきませんでした。

今回はそのお話です。



進路が決まるまで

始めは親の意見に合わせていた

私、実は一度受験に失敗しています。

学校の校門のイラスト

センター試験を受ける直前まで、私は国公立大学を第一志望にしていました。

 

金銭的な理由が一番大きかったんですが・・

「私立はあくまでも滑り止め」と両親も考えていたし、なるべく実家から近い所に行きたかったんです。

ちょうど東日本大震災直後だったこともあって、何かあった時、すぐ駆けつけられる場所にいたいと思ってました。

 

そんな条件下の中で両親が薦めてたのは、教育学部の中に音楽科のある某国立大学。

近場で音楽を勉強出来る国公立はここぐらいしかないと。

 

教育学部となっているけれど、教員免許をとらなくても卒業出来るみたいだったので、教員志望でなかった私にとってもいいんじゃないか、という理由からでした。

関東圏の藝大や音大も選択肢としてはアリだったけど、当時の私の技量や成績では到底受かる可能性がなかったので、あえなく対象外に(汗)

 

 

ただ。

本心では、あまりその大学に魅力を感じていなかったんです。

 

オープンキャンパスにも何回か行ったんですが、正直惹かれるポイントがあまりなくて。

「この学校で勉強してみたい!」っていう気持ちが湧かなかったんですね。

逆に「ここに進んで本当に大丈夫なのかな?やっていけるのかな?」と違和感を持ち始めたんです。

 

それでも、経済的な負担を考えて国公立を薦める両親に本音を話すことは出来ませんでした。

言われるがままに受験した結果

で、なんとかその大学の推薦入試を受けさせてもらえることに。

試験は実技と面接だけで、ピアノや声楽、聴音、視唱・・と、一般的な音大と同じです。

好きな楽器で自由曲を演奏する試験もあったので、私は吹奏楽部で吹いていたトランペットを持って行きました。

 

・・でもこの時の私は、既に受験にノリ気じゃなくなってたんです。

一通り練習はしたけど、出来は全部中途半端で、面接でも緊張からか、思うように受け応えが出来ない状態。

受験の合格発表の掲示板の前で、不合格を知り落ち込む男女の学生のイラスト

結果、見事に落ちました。

 

周りがレベルの高い人達で敵わなかったというのもあります。

ただ、一番は私の気持ちが影響したんだと思うんですよね。

「本当はこの大学を第一志望にしたくなかった」という気持ちが。

 

自分よりすごい人は世の中いっぱいいるんだ・・と、私は一気に挫折してしまいました。

一般入試でもう一度同じ大学を受ける気にもなれませんでした。

今度は自分に正直に・・2度目の受験

そんな私を見て、両親はこう口にしたんです。

 

「安音の好きな所に行っていい」

 

もう国公立にこだわらなくていい。お金は出すから。

私立でも専門学校でも、自分が本当に行きたいと思う所に行きなさい、と。

 

それを聞いて、ちょっと申し訳ない気持ちになったのと同時に、胸のつかえがスッと下りた気がして。

 

 

いろいろ調べて私が新しい志望校に決めたのは、作曲を勉強出来る近場の私立大学でした。

「前から興味があった作曲をここで学んでみたい」と思ったんです。

受験に合格し喜ぶ男女の学生のイラスト

センター試験・本試験を終えて、今度は無事に合格。

お金はかかったけれど、奨学金を借りられたし、大学もそこそこいい成績で卒業出来ました。

 

今はこの学校で学んだ作曲の知識を活かして、演劇のBGMを作ったり、それをピアノで演奏する活動をしています。



最終的に決めるのは自分

進路を決める時って、人によっていろんな結果が待っていますよね。

試験だって、必ずしも全員が合格するわけじゃない。上手くいく人がいる一方で、納得できずに終わってしまう人もいるかもしれない。

でも、その結果がどんなものであれ、必ず自分のためになると思うんです。

 

私も今では「あの時失敗して良かった」と本気で思ってます。

あそこで落ちて進路を変えたおかげで、今の音楽活動が出来てるわけですし。

 

たとえ不本意な結果が待っていたとしても、それが何かの役に立つ日が絶対どこかで来る。

人生って、どんなふうに動いていくか誰にも分からないです、本当に。

 

何よりも、一番は自分自身の気持ちを大切にすること。

自分の行き先を決められるのは最終的に自分しかいません。

 

「自分はどうしたいのか」を常に意識しながら過ごしていきたいですね。

この春新しい一歩を踏み出す方々に、楽しい毎日が待っていますように!

 

安音でした、チャオ♪