安音です♪
私がケーキ作りに四苦八苦していたクリスマスイブ、『ジョジョリオン』の新刊が発売!
令和元年最後のコミックスですね。
今年は5部のアニメもあったし、JOJOにはたくさん楽しませてもらいました。
↑今回のカバーは定助を中心に、手旗信号をするキャラ&スタンド達。
今までにない、ちょっと微笑ましい雰囲気のイラストに正直びっくりしました。
個人的には左上の「スピード・キング」がお気に入りだったりします(笑)
作者コメント
荒木先生、久し振りにイタリアを旅行してきたそうです。
あれか、10月にルッカで行われたイベントに出演した時の話ですね、きっと。
彫刻や絵画・歴史的建造物に「人間の盛衰」を感じられるところが良かった、と。
私は美術や世界史には詳しくないけど、そこに込められてる背景を知ると、急に興味が湧いたりします。
クラシック音楽を演奏する時も、この曲はどんな気持ちで、誰を想って書かれたのかとか、そういったことを知るのが楽しくて。
特に、物悲しい雰囲気に惹かれちゃうんですよね。
だから先生の気持ちもなんとなく分かるなぁ・・
各話感想(未読の方はネタバレ注意)
#087 ザ・ワンダー・オブ・ユー(君の奇跡の愛)その④
まず前回、まさかの再登場を果たした笹目桜二郎。
「ロカカカ」の存在を知った彼は、晴天バーディーズのオーナー・マコリンと組んで、東方家の財産を狙い始めました。
最初に目をつけたのは、新しい「ロカカカ」の隠し場所を知っているつるぎちゃん。
かつて定助を襲った時と同じように、右腕に「ファン・ファン・ファン」の印をつけて操ろうとします。
そのつるぎちゃんも、いよいよ石化病の時間が近づいてきている様子。
病気のストレスからなのか、「ペーパー・ムーン」の能力が自分でもコントロール出来なくなってるみたいです。
でも、もしそのことを口にしたら、憲助さんがすぐ自分の身代わりになろうとするはず。
だから発病が迫ってることは誰にも言えない、と。
そうだったのか・・辛かったね・・(T_T)
東方家の長男として生まれたら、必ず乗り越えなければいけない石化病。
自分がそれに打ち克つためには、大切な家族の誰かを犠牲にしなければならない。
無関係の子供に移した常敏&花都さんは別として、この一族は代々そうやって命を繋いできた。
仕方ないこととはいえ、相当な覚悟が必要だし、簡単に耐えられることじゃないですよね。
しかも振り返ってみると、つるぎちゃんは自分よりも周りの家族のことを考える子です。
だから、自分のために誰かを死なせてしまうことは絶対したくないんでしょう。
いや~なんか・・定助も康穂ちゃんもそうだけど、みんな幸せになって欲しいなぁ(´;ω;`)
一番いい形で、それぞれが自分の幸せを見つけ出して欲しい。
そしてつるぎちゃんも愛する家族と共に、6代目の主として立派に成長してくれることを願ってます。
#088 ザ・ワンダー・オブ・ユー(君の奇跡の愛)その⑤
さて、東方家に潜入した桜二郎は、「ファン・ファン・ファン」で常敏とつるぎちゃんに攻撃開始。
常敏がフルーツを密輸して、資金洗浄してる証拠もしっかり押さえてました。
さらに、「新ロカカカ」を隠し持って栽培している画像も、既にマコリンに送信済み。
二人の手を操って、一時は「新ロカカカ」を奪うことに成功した桜二郎でしたが、「ペーパー・ムーン」の術中にハマった挙句、「スピード・キング」で顔に熱を加えられてダウン!
マコリンと共に仲良く退場という結末になりました。
意外と早かった・・
でも彼の不安定さというか、それ故のクズさというか、私は結構好きだったなぁ^^;
マコリンだって、全然生活には困ってなさそうなのに・・と思うけど、お金に目がくらんだ連中はロクなことしないですね(苦笑)
ただ、自分達や岩人間以外にも「ロカカカ」を狙っている者がいる。
常敏にとって、また一つ厄介な存在が浮かび上がったことになります。
#089 ザ・ワンダー・オブ・ユー(君の奇跡の愛)その⑥
ここで場面は定助&豆銑さんへ。
TG大学病院の院長・明負悟のスタンド攻撃によって、傷害致死事件の容疑者にされてしまった二人。
常敏の愛車だった黄金のランボルギーニで逃亡中でした。
しかも、車ごと街路樹の中に隠れてるし!(驚)
こんな絵、きっと『ジョジョ』でしか見られませんね・・
それはさておき、豆銑さんがコンビニで買ってきた新聞に、その明負院長に関する記事が。
明日、大学病院記念堂で再生医療についての講演を行うといいます。
近づこうとすればたちまち攻撃を仕掛けてくる院長。
だけどこの講演に参加すれば、彼の顔を見ることが出来るかもしれないわけです。
ところが直後、再び院長のスタンドが迫る!
どうやら「院長の顔と正体」を「見る」という意志を持って動いた時点で、その人物を攻撃の対象と見なすようですね。
本体を直接倒すしか方法はなさそうだけど、近づくことさえも出来ない。
こんな強すぎる能力にどうやって立ち向かえばいいのか・・
#090 ザ・ワンダー・オブ・ユー(君の奇跡の愛)その⑦
ランボルギーニの外に出たことで、とうとう警察にも気付かれてしまった定助と豆銑さん。
そして二人に激突してくる雨粒。
しかし定助は、自らその雨の中に飛び込んで行きました。
自分が負傷して気を失ってしまえば、追跡の意志はなくなるし、治療のために大学病院に運ばれる。
つまり、院長に近づくことが出来る。
彼がそこまでして「新ロカカカ」を手に入れたい理由は、自分のためでもあり、ホリーさんのためでもあります。
『東方定助』は、もともとこの世にはなかった存在。
誰の記憶の中にも自分はいないし、探している人もいない。
どこまでいっても、自分はあいまいで消えた存在。
ただ一つだけ言えるのは、自分は『吉良吉影』と『空条仗世文』という二人の命を受け継いでいること。
彼らが成し遂げたかった“ホリーさんを守る”という意志は、確かに自分の中にもある。
それが定助の生きる道であり、ホリーさんを救うために「ロカカカ」を手にすることが、彼にとっての存在の証明。
改めて豆銑さんにそう宣言する定助。
思わずちょっと泣きそうになっちゃいましたよ・・
危険すぎることは百も承知で、自分から敵に近づいていく。
強く美しい決断に、改めて惚れ直しました。
結局豆銑さんは逮捕、定助は病院送りという形になったけど、これで少し前進かな?それとも・・
そして、康穂ちゃんとその元カレ・透龍くんの関係もどうなることやらですね。
なんと透龍くん、院長の写真をスマホに保存してるじゃないですか!!
(しかも一緒に密葉さんまで写ってるし)
一体これはどういうこと?いつ撮ったもの?
彼の存在もますます謎めいてきたなぁ・・
無関係の一般人かと思いきや、実はラスボス候補だったりして。
いや~面白い。
ずっとハラハラしっぱなしです、今回も。
私、夜寝る前に布団の中で読書をするんですが、この作品読むと興奮して眠れなくなって(苦笑)
そのくらい盛り上がってきてます。
いい意味で先が読めない展開、次もたっぷり楽しませてもらいましょう。
安音でした、チャオ♪

