安音です♪

 

この間スーパーへ買い物に行ったら、天井に届く勢いの大きいクリスマスツリーが飾られてました。

どうやって飾ったんだろう?お店の人大変だったでしょうね。

 

 

そんなクリスマスムードが日に日に高まってくる12月ですが。

私、実は去年のこの時期に少し病んでたんです。



ちょっとほろ苦いクリスマスの思い出

ブログが上手く書けない・・

2018年4月に、私は新卒で入った会社を退職しました。

仕事についていけなかったのと、人間関係のストレスでうつ状態になってしまって。

 

 

それから今まで、社会と距離をとった生活をしてるんですが、仕事を辞めてからしばらくの間は精神的に不安定でした。

よっぽど前の職場で受けた傷が大きかったみたいで、外に出るのも嫌だったったんです。

 

そんな中で始めたのが、このブログ。

とりあえず暇だったし、興味のあったことをやってみようかな、と思って立ち上げたんですが、半年以上は試行錯誤の日々でした。

 

 

文章を書くことは好きだけど、ブログの運営の仕方なんて全然知らなかったので、いろんな本や有名ブロガーさんの記事を読んだりして勉強。

 

でも当然、最初のうちは誰も見に来てくれません。

今までの経験とか、役に立ちそうな情報を拙い文章でアップしてみたものの、なかなか軌道に乗らなくて。

 

 

だから去年のこのブログの記事数、すごく少ないと思うんですが、実は9月頃にはとっくに100記事を超えてたんです。

 

でも後になって8割ぐらい消すか、下書きに戻しちゃいました。

あまりにも内容が薄すぎたので(汗)

 

 

今年の2月ぐらいからなんですよね。

ようやく自分の書き方が掴めてきたのが。

 

それまでは楽しいというより、「どうしたら読まれるんだろう?」と常に必死でした。

SNSで味わったショック

そこで、もっと多くの人にこのブログを知って欲しい、いろんなブロガーさんと繋がりたいと思って、2018年12月からTwitterを開始。

 

まさに今の時期でした。

何をどうつぶやいたらいいのかも分からないまま、気になった人や趣味の合いそうな人をひたすらフォロー。

 

だけど私がそこで目にしたのは、眩いばかりに輝いてる人達でした。

 

 

ブログやSNSだけで生活しているという主婦ブロガーさん。

素敵な音楽を毎日のように作って、発信し続けているフリーの作曲家。

自分のビジネスで起業した同年代・もしくは年下の個人事業主の方。

 

「世の中って、こんなにすごい人がいるもんなの・・?」と、それまで近くの世界しか知らなかった私は、めちゃくちゃ圧倒されました。

ブロガーさんでも、目につくのは自分より遥か上の結果を残してる人達ばかり。

 

 

それがあまりにもショックで、自分が余計ちっぽけで惨めな存在に思えて。

「リアルでもダメ、ネットでもダメ、私どうしたらいいんだろう」と落ち込んだんです。

 

収入もないので、当然自由に使えるお金も僅かしかありません。

家族に相談する勇気もなくて、本当に毎日不安でいっぱいでした。

家族へのイライラと、母からの言葉

気持ちを吐き出す場所が見つからなかった私は、一人溜め込んだモヤモヤを、一番身近な家族にぶつけてました。

 

うつになってる時って、すごくイライラしたりもするんですよね。

他人のちょっとした言葉や行動が気になって。

 

 

私もその頃は、両親のことすら鬱陶しいと思ってたんです。

 

会話もろくにしないで、ずーっと機嫌が悪い態度をとり続けてました。

不安定な時期だったとはいえ、今振り返ると申し訳なかったなぁと思ってます。

 

 

仕事を辞めてからそんな状態が続いてたんですが、去年の12月のある日、母とちょっとケンカをしてしまって。

この時も私は母の言葉に苛立って、自分の部屋に閉じこもっちゃいました。

 

これからどうしたらいいのか分からない。

でも、その気持ちを人に打ち明けることも出来ない。

 

一人ベッドに臥せって泣いていたら、母が部屋に入ってきたんです。

 

 

「安音、分からないんだよ。安音が今何に苦しんでるのか。

分からないから、お父さんもお母さんも元気がない安音を見てると辛いんだよ」

 

「もし直接言いにくいなら、LINEででもなんでもいいから教えて欲しい。

ちゃんと聞くから。何があっても安音の味方ではいるから」

 

 

母も泣いてました。

いつも前向きで元気な母の、初めて聞いた涙声。

 

それで、少しだけ心が楽になったのと同時に、私自身も気付いたんです。

 

「こうして傍にいてくれる人に、辛く当たっちゃいけない」

「この人を悲しませちゃいけない」って。

 

 

母はすぐ部屋を出て行ってしまったんですが、私は心の中で謝るのと同時に「ありがとう」と呟きました。

仲直りのクリスマスプレゼント

それから数日後のクリスマス、私は両親にプレゼントを贈ることにしました。

 

タオルとチョコレートのギフトボックス

↑ギフトショップで、タオルとチョコレートが入ったボックスを2つ購入。

お金はかけられないけど、それよりもとにかく喜ばせてあげたかったんです。

 

仲直りの印、ごめんなさいの気持ち、そしてクリスマスのお祝い。

いろんな思いを込めて渡したら、二人とも喜んでくれて。

 

 

それからは以前と同じように、普通に会話を楽しめるようになりました。

なんだか人生で一番優しい気持ちで過ごせたクリスマスだったと思います、今振り返ると。

 

道で手を繋いで並ぶカップル

いつも自分を見守ってくれる人。傍にいると安心出来る人。

その人達のことは、やっぱり普段からちゃんと大切にしたいな、と私も学びました。

 

大好きな人が悲しんでるのを見ると、自分だって辛くなりますもんね。

時々ケンカすることはあっても、傷つけるようなことだけはしたくないなと思うんです。

 

だから、相手への感謝の気持ちはしっかり届けてあげるようにしましょう。

 

 

ちょうどクリスマスだし、特別な空気が街に溢れる今は、誰かを喜ばせるチャンス。

きっと自分自身も嬉しい気持ちになれるはずですよ。

 

安音でした、チャオ♪