安音です♪

 

この間散歩に行った時のこと。

歩いてた道路沿いに保育所があったんですが、そこを通りかかったら、何やら音楽が聴こえてきました。

 

そういえばこの時期って、お遊戯会の練習のシーズンなんですよね。



安音の幼稚園時代振り返り

幼稚園や保育園のお遊戯会、あなたは何をやったか覚えてますか?

私の通っていた幼稚園は私立だったせいか、市民会館のホールを貸し切って、結構大々的にやってました。

遊戯(ダンス)

着物を着て扇子を持って踊るお遊戯会のダンス

↑例えばこれは年中さんの時。

市松人形の踊りらしいです。

 

扇子持って踊ったのはなんとなく覚えてます。

こういう、普段着れないような衣装を着れるのもワクワクしたなぁ♪

 

法被を着て踊るお遊戯会のダンス

↑年長さんの時は法被着て踊ってました。

なんか日本的なことばっかりやってますね。

 

園児の人数が多かったので、ダンスは一クラス3グループぐらいに分けてたんです。

どの演目をやりたいかは、みんなの希望に任せてました。

 

今もステージで着物を着ちゃったりしてる私ですが、この時から和の雰囲気を好む傾向があったんでしょーか?^^;

 

 

普段は内向的で、いつも隅っこにいるタイプだけど、こういう行事は割と好きなほうで。

子供だったから、今みたいに人目が気になるとか、失敗しちゃいけないとか、余計なことを考えてなかったからかもしれません。

 

音楽や踊りが大好きだったので、この時期は毎日それが出来るのが嬉しかったんだと思います。

オペレッタ(劇)

劇のほうもなかなか楽しかったです。

セリフを喋るんじゃなくて、用意された音源に合わせて動くだけだったんですけどね。

 

人前で喋るのが大の苦手だった私にとって、これは結構ありがたかった(苦笑)

 

 

で、こういう劇って、どうしてもメインのキャラをやる人ほど印象に残るじゃないですか。

 

だけど、私は目立つ役を演じたことは全然ありませんでした。

『シンデレラ』をやった年中さんの頃なんか、街の人し。

幼稚園のお遊戯会

↑手前の紫スカートが私です。

ほぼエキストラですよ。名前も何もない。

 

今思えば、主役で純白ドレスのシンデレラのほうがよっぽど華やかだけど、自分からはやろうとしなかったんですよね・・

 

 

そして年長さんで『浦島太郎』をやった時も、乙姫様なんかやるはずもなく、

魚の衣装を着た幼稚園のお遊戯会

確か自分で立候補したんだと思います、「魚がいい」って。

竜宮城で踊りを披露するお姉さん(?)とか、もっといいポジションの役でも良かったろうに、なんとなくこれにしちゃって。

 

 

「魚になったよ!」って親にも話したと思うんですが、何も突っ込まれませんでした。

 

あえて黙ってたのしれないですね。

「もっと目立つ役にしたらいいのに・・」って内心は思ってたのかも(苦笑)

 

それか、私が頑張ってさえいればなんでも良かったのかな。

余談

あ、そうそう、魚ついでにもう一つ写真お見せします。

 

ミュージカルの小魚の衣装

↑小学生の時、ミュージカルの初舞台で着た小魚の衣装。

 

どうです、この全身タイツ。

 

なんの疑問もなしにこんな格好してたけど、今だったら絶対着れません。

そんな勇気は歳と共に消え失せた。

 

 

海の世界の話だったので、魚のキャラがいっぱい出てきたんです。

私もその一人で。

 

年齢的にメインキャストになれなかったせいもありますが、この時も私は、名前もセリフもないキャラでした。

アンサンブルっていうやつです。

 

だから衣装もこんな感じ。

年齢が上がって舞台経験を重ねるに連れて、ちょっとずつ役はもらえるようになったんですけどね。



「積極的になろう」と無理をしない

振り返ってみると、私は当時からあんまり目立ちたがるほうではありませんでした。

 

消極的な人にとって、後ろに引っ込んでたほうが気持ち的にはラクじゃないですか。

目立たない分、いろいろと無難だし。

 

 

でも今の世の中って、積極性のある人のほうが良く見られるんですよね。

悲しいことに・・(-_-;)

 

私も内向的な性格から、人間関係が上手くいかなかったし、成長するに連れて、そんな自分のことが嫌いになったりもしました。

 

 

だけど、無理に表舞台に出ようとしたり、積極的にならなくてもいいんじゃないかな、と今では思うんです。

 

内気なのも、引っ込み思案なのもその人の個性だし、そんな自分をダメだと否定して変えようとしなくてもいい。

 

何かをする時は、裏に回って支える人も必要。

それで誰かの役に立てるなら、すごく幸せなことです。

 

 

そして何より、自分が楽しいポジションにいれば充分。

 

お遊戯会の劇だって、目立つ役どころではなかったけど、私は楽しくやってました。

主役だからいいとかチョイ役だからダメだとか、そういうのは別にどうでもいい話。

 

本人が楽しいことが一番だと思ってます。

 

 

地味でもなんでも、気にしなくていい。

それが自分なんだから。

 

「こんな人間がいたっていいよね」くらいの気持ちで、個性を大事に生きていきましょう。

 

安音でした、チャオ♪