安音です♪

 

先々週、演劇の舞台にちょっとだけ参加したばかりの私ですが、昨日再びステージの上へ。

今度は知人がやってる、人形劇サークルの発表会でした。

 

まさに文化の日に相応しい一日。

2週連続で舞台に上がることになったので、ここ数日はなかなか忙しかったです。

 

 

9月から音楽担当として関わらせてもらってて、曲を作ったり、キーボードで歌の伴奏をしたりしてます。

 

地元のコミュニティFMでも番組を持ってるので、そこでも少し演奏をさせてもらってました。

>>ラジオの読み聞かせ番組でBGMを演奏してきた話

 

 

年に一回、新作の人形劇をイベントで上演してるみたいなんですが、昨日がその発表の日だったんです。

ある昔話を地元の東北弁にしたもので、私も面白いな~と思いながら練習を見てました。



参加してみて学んだこと・得られたもの

新しいことに挑戦出来た

歌の歌詞とメロディーが書かれた五線譜

今回私がやったのは、その劇で流れる歌の作曲。

 

BGMは演劇やラジオなどでたまに作ってたんですが、歌ってあまりやったことがなかったんですよね。

しかも人形劇。

 

上手くいくか不安だったけど、それよりも劇自体がすごく面白そうだったので、喜んでOKしました。

 

 

で、終わった今考えてみると、本当にやって良かった

 

作ってる段階からもう楽しかったです。

どんな形にするか悩むこともあったけど、その時間すらなんかワクワクして。

 

初めてのことに挑戦したおかげで、勉強出来たこともたくさんあったし、曲自体もいい感じに仕上がりました。

温かい人達にたくさん出会えた

今回嬉しかったのが、サークルの皆さんにとても親切にしていただいたこと。

 

メンバーは40代以上の方々ばっかりで、その中に20代の私が急に入って大丈夫かな?と最初は思ってたんですが( ̄▽ ̄;)

皆さん本当に優しくて、そんな心配は一気になくなりました。

 

 

毎回練習会場に着くと、「待っててね!お茶淹れるからね~」と、わざわざ飲み物やお菓子を準備してくれたり。

何か曲を弾かせてもらうたびに、「素晴らしい!」「ありがとうね~」と優しい言葉をかけてくださったり。

 

いい人にいっぱい巡り合えて、こちらが逆に感謝の気持ちでいっぱいです(涙)

 

 

しかも皆さん、作品をより良いものにするために、練習の時は次々いろんなアイデアを出します。

 

これは正直びっくりしました。

私はあまり意見を言えないタイプなので、みんなで一つのものを創っていく様子に、すごく刺激を受けたんです。

 

自分の思ってることはしっかり伝えたほうがいいんだな、と勉強になりました。

 

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本気でいいものを創りたいなら、本音を伝えることを恐れない

 

 

それから、一人ひとりが自分の特技を活かしてる

 

お裁縫が得意で、劇で使う人形を一日一体作っちゃう人もいるし、絵が描ける人は、発表のチラシやパンフレットの挿絵を描いたりするし。

その中で、今回私は音楽をやらせてもらったわけですが、こうやって自分の持ち味を活かせる現場っていいな、と思いました。

 

 

だから、練習に行くのが今も毎回楽しみです。

これが仕事だったらどんなに幸せか!と^^;

 

オバ様方のパワー侮れません、本当に素晴らしい。

 「楽しむこと」が一番大事

ただ今回の発表、始まる直前までずっと準備に追われてました。

人形がどんな動きをするかとか、本番の朝に打ち合わせしたり、連日作り物をしてる人もいて。

 

メンバー曰く、バタバタは毎度のことらしいです。

今回も、多分一回も通して練習してないんじゃないかな^^;
(つまり本番が総練習)

 

 

そんな「ぶっつけ本番」感がこのサークルの売りみたいなんですが、初めての私はめちゃくちゃ不安でした。

「これで本当に大丈夫なの・・?」とw

 

でも、不思議と上手くいったんですよね。

 

 

準備不足がたたって裏でバタバタしたり、いろいろ細かいミスはあったんですが(苦笑)

それでも、お客さんはみんな笑顔。

 

人形劇なので親子連れが多かったんですが、どの人も最後まで、とっても楽しそうに観てくれてました。

 

 

客席も巻き込むような形で進行したので、お客さんとの距離が近かったのも理由の一つかもしれません。

 

そして何より、やってる皆さん自身が楽しそう。

ハプニングすらも楽しんでるというか。

 

 

もともと、私は演劇や音楽の舞台に立ってきて、ステージという環境がいかに怖いものかも知ってました。

お客さんの前に立つ以上、緊張もするし、失敗はしたくないし。

 

だから、本番はしっかり練習をしてから臨む。

ぶっつけなんて論外、と思ってたんです。

 

 

でもそうやって、完璧にやろうとすることばかり考えると、今度は楽しむ余裕がなくなる。

自分が楽しくないものを、お客さんが観て楽しんでくれるわけないですからね。

 

そうか、いくら自分が失敗しないように頑張っても、お客さんがついて行けなかったら意味がないんだ。

「完璧じゃなくても、お客さんが喜んでくれることが大切なんだ」と改めて気付かされました。

 

 

今回のサークルの皆さんは、人形劇を極めたいとか、すごいクオリティのものを観てもらいたい、と思って活動してるわけじゃありません。

あるのは、「来てくれた人達に楽しい時間を過ごしてもらいたい」という思い、ただそれだけ。

 

何かを創る時って、結局一番大事なのはその気持ちだと思うんです。

 

 

この日は劇の他に、歌に合わせてみんなで手遊びをするコーナーもあったんですが、私はその伴奏も担当しました。

 

会場全体が和やかな空気でいっぱいになって、演奏していた私も自然と笑顔に。

久し振りにこんな楽しい気持ちでステージに立てた気がします。



いただいたチャンスと仲間とのご縁に感謝

というわけで、私にとって初めての人形劇公演はこうして幕を閉じたのでした。

 

さっきも書いたけど、今回は本当にいい人達に恵まれたなと思います。

いっぱい優しくしてもらって、励まされて、私も安心して本番を迎えることが出来ました。

 

 

そして、「やりたい」という気持ちを優先して、作曲を引き受けたことは大正解。

慣れない作業に挑戦したことで少し自信がついたし、出来ることも増えたし。

 

新しい繋がりも生まれたので、このご縁に心から感謝したいと思います。

 

 

もっといろんなことにチャレンジして、楽しみながら自分を表現していきたいな。

またワクワクする出来事が待っていますように(*´ω`*)

 

安音でした、チャオ♪