安音です♪
この時季になると何かと話題になるハロウィン。日本でもなんだかすっかりおなじみになっちゃいましたね。
先月から100均でもパーティーグッズがたくさん並んでました。
この間知り合いから聞いたんですが、今学校ではお月見より先にハロウィンを教えることが多いんだそうです。
皆さんはどんなふうに過ごされるんでしょうか?(^^)
私も、小さい頃はアメリカのハロウィンにすごく憧れてました。
仮装して街を歩くって楽しそうだし、しかもお菓子までもらえちゃうんだから、なんて羨ましい行事なんだろうと。
もともと「普段と違う格好をする」ことが結構好きだったんです。別にコスプレを趣味にしてたわけではないんですが(苦笑)
ミュージカルを習ってたので、ステージの上で衣装を着ることもあったし、ピアノの発表会でもドレスを着るのが毎年楽しみでした。
実を言うと今でもそう。先日も舞台で着物を着れて楽しかったです♪
『セーラームーン』とか『おジャ魔女どれみ』とか、変身する女の子が好きだったからかもしれませんね。
私にとっては、ステージ衣装がまさに「変身」のようなもの。
だから、そんな非日常的な空気を楽しめるハロウィンもまた憧れの行事でした。
ただ、その頃はまだハロウィンが今ほど浸透してなくて、私も特にハロウィンらしいことは経験しないまま大人に。
家でも何もしませんでした。クリスマスはケーキを作ったりプレゼントをもらったりしてたのに( ̄▽ ̄;)
ところが、そんな私にもハロウィンを楽しむチャンスがようやく訪れます。
今から2年前、障がい児の福祉施設で働いていた時のことです。
毎年10月下旬、その施設では「ハロウィン大行進」という行事がありました。
利用者の子供達がみんな仮装をして、近くのお店を回りながらお菓子をもらうんです。
もちろん職員である私達も全員参加。「なんの格好する?」って結構早い時期から盛り上がってました。
会社にもこういう行事のための衣装がいっぱいあったんですよね。マリオとルイージの服とか、なんかよく分からないバナナの着ぐるみとか(笑)
私はジョジョ好きで通ってたので、周りからは「徐倫にしなよ!」って言われてました。
(『ジョジョの奇妙な冒険』第6部の主人公)
いやいやいや、私の体型でこの格好はハードルが高すぎる・・
そもそも髪型どうやってセットしたらいいんですか。
上司(女性)は「私エンヤ婆になるから!」なんて言ってくれたりもしたんですが(苦笑)
そして当日。子供達は気合入りまくりの仮装をしていました。
キティちゃんの着ぐるみを着てメイクまでしてきた女の子。どこで買ったのか分からないドラキュラの衣装を着た男の子。
自分で着替えられない子もいたので、その子達には工作で作った魔法使いの帽子やマントを着けてあげたりしました。みんな可愛かったなぁ・・
私はというと、とりあえずお金をかけなくても出来るものを・・と思って、シンプルな黒猫に。
↑上下は黒い私服で揃えて、耳と手は某アーティストのライブグッズを着用。尻尾は職場にあったものを借りて安全ピンで着けました。
仮装っていうほどのものでもないですけどね。子供と一緒に歩くので、動きやすい格好でいたかったんです。
あとイタくなりすぎないように。あくまでメインは子供達なので^^;
そうして、みんなで列を作りながら施設の周りを行進しました。
忘れられないのが最初のお店に着いた時、例の合言葉を言おうとしたんですが、一番小さい小学生の男の子が大きな声で「わ゛るい子はいねがー!!」と。
違う、違うよ。
いや~面白かったです。子供も大人もなんだかみんなウキウキしてて。
正直、日本のハロウィンのニュースは毎年遠い目で観てたんですが、楽しみたくなる気持ちもちょっと分かった気がします。
その仕事は約半年後に辞めちゃいましたけど、こういう楽しいこともあったなぁ、と今では思いますね。
それ以来ハロウィンには参加してない私ですが、先程も書いたように日常と違う世界は大好き。
もし機会があればまた全力で楽しんでみたいなと思ってます。
それまでに徐倫の服を着こなせる体型になろう・・(^▽^;)
安音でした、チャオ♪
