安音です♪
だんだん秋らしい天気になってきました。
食欲の秋、読書の秋・・いろいろ楽しいことが待ってる季節ですね。
毎年そうなんですが、私は秋といえばダントツで芸術の秋・文化の秋。
去年のこの時期は、いつも音楽制作をしてる劇団の舞台があって、ピアノで歌の伴奏をしたり、役者として出演したりしました。
今年も10月末に舞台を控えていて、最近はずっとBGMの作曲に追われてます。
さらについ先日、今度は人形劇のサークルをやってる知人から、劇中歌の作曲依頼が。
なぜか夏から秋にかけては、こんな感じでいつも忙しくなるんです^^;
どうしても自信が持てなかった私の話
知り合って間もない人に「作曲してる」と話すと、大抵びっくりされます、「すごい!」って。
確かに、音楽自体やってる人のほうが少ないですからね。
でも正直なことを言うと、私は別に自分自身をすごいとは思ってなくて。
むしろ、曲を作る人間としてはまだまだ足りないこと・出来ないことがいっぱいあるんです。
耳コピも苦手だし、機材だって本格的なものは何一つ持ってない。
だから、以前はテレビやネットで「天才」と言われる人達を見るたびに落ち込んでました。
Twitterを始めたばかりの頃も、ものすごいクリエイターさんをたくさん目にしては圧倒されたのを覚えてます。
「自分にこんなすごいことは到底無理だ」と。
もともと自分に自信が持てないタイプなので、すぐ他人と比べちゃうんですよね。
今でも時々そういうことがあって、作曲中に行き詰まると「私ってやっぱりダメだな・・」と思ったりします。
趣味ならまだしも、私の場合はお客さんがいること前提の活動なので、毎回プレッシャーもあるし。
これでも結構ウジウジしやすい性格なんです(汗)
やってみないと現状維持のまま
ただ最近思うのは、「出来ないから」といって行動することを諦めてしまうと、ずっと出来ないままなんだな、ということ。
考えてみたら当たり前のことだけど、諦めたところで自分は何も変わらないんだなって。
誰だって、初めてのことをやろうとするのは不安じゃないですか。
でも、そこからどうしていくかが自分の成長に関わってくると思うんです。
例えば去年、私はミュージカルの曲を作ったんですが、初めて作詞と作曲の両方を手掛けました。
それまで曲は何度か作ったことがあったけど、詞を書いて発表したことは全然なくて。
でも、なんかやってみたくなったんですよね。
もともと作詞に興味はあったし、出来る出来ないは置いといて、とにかく一回チャレンジしてみたい。
「必ず出来るとは言えないけど、とりあえず頑張ってみる」と引き受けました。
初めてなりにいろいろ試行錯誤しながら、精魂込めて作業すること約2ヶ月、なんとか完成。
上の画像は、その時のアイデアをまとめたノートです。
プロが聴いたらダメ出しを受けるレベルかもしれないけれど、結果的にその曲はたくさんの人に受け容れてもらえました。
「なんだ、私って意外と出来るじゃん」と、この時はほんの少しだけ自信が持てたんです。
「やったことないし出来ません」と断っていたら、私のレベルはずっと過去のままだったはず。
思い切って引き受けてみたからこそ、出来ることも増えたんですね。
「出来る」より「やってみたい」を大事にする
「やれるっていう確信はないけど、なんとなくやってみたいな」と思ったこと、あなたにはありませんか?
ピンと来たものは、何かしら自分にいい影響を与えたり、いろんな縁を引き寄せてくれるかもしれません。
私も今は「出来る・出来ない」で物事を選ぶんじゃなくて、「やりたい」という気持ちを一番大事にしたいと思ってます。
結果がどうなろうと、自分にとって学べることがあるかもしれない。
出来ないなりに、今の自分にやれることを精一杯やっていけば、認めてくれる人も必ずいると思うんです。
最初は誰だって怖いし、不安を感じるもの。
でもそれでもやりたいと思うなら、素直に行動に移してみましょう。
私も少しずつ頑張ります。
安音でした、チャオ♪

