安音です♪
7月ももう終わりだというのに、例年以上に長い梅雨が続いていますね。
そんな中、『ジョジョリオン』最新21巻が先日発売。
↑今回のカバーはグレーをバックに、「ソフト&ウェット」の頭部や、錨のマークが刻まれた松の木が描かれてます。
その手前に、鮮やかブルーのセーラー服を纏った定助。
まさにこれからの季節、絵になりそうな男ですよね。
よくよく見ると靴も可愛い^^
ポップな水玉模様を華麗に履きこなしてます。
作者コメント
荒木先生の下の名前・飛呂彦(HIROHIKO)のヨーロッパ圏での発音について。
以前5部のコミックスでも同じことに触れてましたね。
「H」をほとんど発音しないため、「イロイコ」になってしまう、と。
さらには「エロイコ」とも呼ばれちゃうんだとか。
エロい子・・
でも、先生ご自身はもう満更でもなくなってる様子(笑)
自分の名前が正しく呼ばれないのは違和感もあるでしょうけど、言葉の壁は仕方ないか~。
各話感想(未読の方はネタバレ注意)
#083 新しいロカカカ
まず今回、序盤から衝撃的でしたね。
憲助さんに一体何が・・(震)
恐らくつるぎちゃんの「ペーパー・ムーン」による攻撃(?)だと思うんですが、どうしてこんなことになっちゃったんだろう。
しかもこの時、「新ロカカカ」収穫まであと13分しかないし!Σ(・□・;)
その直前のつるぎちゃんのモノローグがまた意味深です。
スタンドはそれぞれの心の形。
だから普段は心の奥にしまってるし、家族にも大好きな人にも、その力を明かすことはない。
でも心は変化するもので、時には自分でもコントロール出来ないエネルギーを持ってしまうことがある、と。
きっとつるぎちゃん、自分の病気に対する不安と、戦いに巻き込まれていくストレスがピークに達してるんじゃないかと思います。
だから「ペーパー・ムーン」が彼自身でも制御出来ないくらいに暴走して、ああいう事態を招いてしまった、とかなのかな・・
まだ10歳ちょっとだというのに、彼はものすごい重圧を背負ってるんですね。
東方家の長男として生まれた宿命は、やっぱり想像以上に過酷みたい。
#084 ザ・ワンダー・オブ・ユー(君の奇跡の愛)その①
そこから遡ること6日前。
定助と康穂ちゃん・そして豆銑さんは、プアー・トム戦で見失った「新ロカカカ」の枝を見つけ出すべく、TG大学病院の院長・明負悟の追跡を開始します。
突然彼らの前に現れた院長。
89歳の老人みたいですが、帽子を被っていて顔は伺い知れない。
病院のサイトにも顔写真が載ってません。
豆銑さんの静止も聞かず、背を向けたままどこかへと歩いて行く。
恐らく岩人間なんでしょうけど、一体彼は何者なのか?
そしてもう一人の気になる存在が、康穂ちゃんの元カレだという医学生の男の子・透龍くん。
本人の話しぶりからすると、以前康穂ちゃんとはかなり接近してたみたいです。
定助も嫉妬しまくってるし(笑)
パッと見、彼はスタンド使いとは思えないんですが、もしかすると院長について大事なカギを握ってたりするのかも?
逆にただの一般人と見せかけて、実は立派なスタンド使いだったりする可能性も多いに高そう。
・・と、ここに来て、なんだか仲間同士の関係がゴタゴタしてる印象ですね。
康穂ちゃんは「新ロカカカ」の枝が東方邸にあると考えている。
実際それは事実だけれど、自分の目を確かなものと信じる豆銑さんはもちろんのこと、定助も共感してはくれません。
そして透龍くんの存在。
康穂ちゃんの想いも揺らいでるっぽいし、定助にとってある意味障壁というか、恋敵になっていくのは間違いなさそうです。
とにかく今のままじゃ院長に近づくことは出来ないし、「枝」を取り返すことは出来ない。
決して誰も一人では乗り越えられない状況。
だからこそ、お互いをもっと信じ合えるようになって欲しいなぁ。
#085 ザ・ワンダー・オブ・ユー(君の奇跡の愛)その②
プアー・トム戦で、その「枝」を奪った張本人である常敏。
密葉さんを自室に連れ込んで大胆にイチャついてますが、この二人の絡みが描かれたのって何気に初めてですね。
結構ラブラブなご様子・・
前巻の最後、「ロカカカ」によって石化した密葉さんの鼻も単なる整形と思ってるようで、「イケてる」「ヘラクレス以上」と絶賛してます(笑)
・・ただまぁ、絶対気付いてるでしょ。
これが「ロカカカ」の等価交換だってことに。
気付いてないほうがおかしな話ですよね。
その証拠に、バッチリ疑いの眼差しも向けてます。
彼女が自分の知らないところで「ロカカカ」の謎に迫ろうとしてるのなら、最悪密葉さんを敵に回すこともやむを得ないと思ってるのかな?
そして密葉さんも、「ロカカカ」の枝が接ぎ木されたサボテンを見つけ、夫が何かを隠していることに気付いたっぽい。
この二人の関係も、いずれ一筋縄ではいかなくなりそうです。
#086 ザ・ワンダー・オブ・ユー(君の奇跡の愛)その③
場面は再び大学病院へ。
院長を追っていた矢先、攻撃を受けて重傷を負ってしまった豆銑さん。
これは明らかに院長のスタンド能力によるものです。
豆銑さんの推測によると、院長は恐らくあえて自分達を追跡させている。
そして院長は自分を追ってくる者に対して、あらゆる方向から「何か」をブツけて攻撃する。
そんな能力であるとのこと。
近づこうとすればたちまち「何か」が猛スピードでブツかってきて、攻撃を受けてしまう。
これじゃあ院長の顔を見ることも出来ません。
しかもこのスタンドによって、定助は豆銑さんと共に警察に追われるハメに・・
一人残されてしまった康穂ちゃんのもとに、透龍くんが再び現れます。
本人も言ってるけど、出逢うタイミングが良すぎですね(苦笑)
彼は康穂ちゃんのことを信じてくれてるし、定助が無実であることもちゃんと証言するつもりらしい。
そんな優しい透龍くんに、康穂ちゃんも気持ちがどんどん傾いていきそう・・
そしてこの回のラストで、なんと定助が最初に戦った敵・笹目桜二郎が再登場!
相手の四肢を奪って操るスタンド「ファン・ファン・ファン」の使い手でしたね。
定助を吉良と勘違いして攻撃してきた男。
結構定助にボコボコにされてた記憶があるけど、あれから一応回復はしたのか^^;
今は晴天バーディーズのオーナー・マコリンと関係を持ってるらしい。
自分で食べてしまったという指も義指になってました。
一体彼が今後どうストーリーに絡んでくるのか、次回を楽しみに待ちたいと思います。
安音でした、チャオ♪

