安音です♪
最近こんな本を読みました。
『色が教えてくれること』。
著者の七江亜紀さんは、「色」が人にどんな影響を与えるのかを研究するカラーキュレーター。
ファッションやインテリア、健康、そして人間関係に至るまで、普段の生活をより良いものにするための「色」の取り入れ方を提案してます。
サブタイトルは『人生の悩みの9割は「色」で解決できる』。
生活の中に取り入れる「色」をちょっと意識することで、なんと人生までもが変わってくるんですよ、と。
私も最初「ホントに?」という気持ちで読み始めたんですが、これがめちゃくちゃ面白くて。
「仕事で信頼を得るには何色の服を着ればいいか?」とか「便秘を解消してくれる色」とか、色というものがいかに人の内面を動かすかが書かれてて、とっても興味深い内容でした。
そこで突然ですが。
あなたは「自分の色」というものを考えたことがあるでしょうか?
この本の中に、自分の「心の色」と「テーマカラー」について紹介してる部分があるんです。
両者は微妙に違うものらしいんですが、私も本を読みながら実際に「自分の色」について考えてみました。
自分の「心の色」を考えてみよう!
まず「心の色」というのは簡単に言うと、自分の好きな色・憧れの色のこと。
パーソナルカラーってあるじゃないですか。
自分に似合う色のことですね。
でも「あなたにはこんな色が似合うよ」と言われても、それが自分の好きな色じゃなかったら、ちょっとピンと来ない感じがしませんか?
「似合うって言われても、私の好きな色は別にあるんだよなぁ~・・」って。
著者の七江さん曰く、そんな時に自分の中に留めておきたいのが「心の色」なんだそう。
自分がいいなと思う色だったら、持ち物や服装にも気軽に取り入れやすいですよね。
さらに、
心の色は1色ではなく、「好きな色」「そばにおいておきたい色」「自分が必要としている色」の3色くらいもっているのが理想です。
そのときどきで、3つの色をコロコロと回すくらいが、バランスのいい心の状態を維持する秘訣といってもいいでしょう。
出典元:七江亜紀『色が教えてくれること』
ということで、実際に私も自分の「心の色」を考えてみることにしました。
自分の好きな色
まず私の好きな色はダントツでピンク。
このブログもピンクを使ったデザインにしてます。
理由は可愛いからです。
ただそれだけ^^;
ピンクはなんと言っても、女性らしさを象徴する色ですよね。
見ると柔らかい感じがしたり、暖かい印象を受けるので、私もピンクが近くにあると落ち着きます。
中でも私が好きなのはローズレッド(薔薇色)←こういう色
名前からしてピンクというより、ちょっと紫が入った赤という感じかもしれませんが。
どちらかというと、私はぼやっとした色より、鮮やかではっきりめの色が好きなんです。
そばにおいておきたい色
自分の手助けをしてくれそうな色って何だろうなぁ・・と考えた時、私がまず思い浮かんだのは青でした。
海や空を連想させる色でもありますよね。
私も海に近い町で育ったので、ある意味すごく身近な色です。
なんとなく気分が落ち着くし、爽やかな印象。
だから、夏は青いものを見ると涼しくなるとよく言います。
私も青の力を借りることで、毎日の生活に落ち着きを持たせることが出来たらいいなと思いました。
何があっても冷静に、常に堂々としていたいな、と。
(一人でテンパりやすい性格なので)
自分が必要としている色
「心の色」の3つ目。
これは直感で白を選んでみることに。
なんの濁りもないまっさらな色。
自然体でシンプルな感じがしますね。
私はブログを書く時、素直な感情を大事にしてるので、いつも自分らしく純粋な心でいたいという思いからこの色にしました。
清楚な印象を持つ色でもあるし、品の良さもちゃんと身につけるようにしたいな、と^^;
3色を使い回していく
以上、自分の「心の色」が決定。
あとはこれらの色を、日々の生活の中に取り入れていきます。
- 女性らしさを高めたい時はピンクの服を選んでみる
- 仕事や勉強をする時は、青い文房具を使って集中力を上げる
- 気持ちを整理したい時は、白紙のノートを広げてアイデアを書き出す
というふうに、ファッションや小物、インテリア、食べ物などに色の効果を活かしていくわけですね。
私も、持ち物はピンクばっかり選んじゃうことが多いので、たまには爽やかな青を選んでみようかなと思いました。
何かあった時、青いものを見ると気分も落ち着くかもしれないし。
自分のテーマカラーを決めてみよう!
さて、続いてはテーマカラーです。
これは好きな色とか、自分に似合う色から考えるのではなくて・・
- 何を基準に決めるかというと、「なりたい自分」を表す色。今の自分から、いつか変わっていたい。そんな思いを色にたとえるわけです。
- (中略)テーマカラーは今後の「自分の軸」になるものです。決めたほうがいい状況の人は、軸を必要としている人、と言えます。
出典元:七江亜紀『色が教えてくれること』
例えば戦隊ヒーローって、一人ひとりのカラーが決まってるじゃないですか。
しかも、色によってキャラクターの性格もみんな違いますよね。
レッドはみんなを引っ張っていくリーダー、ブルーはクールな二枚目・・みたいな感じで。
それと同じように、「こういう自分になりたい」「こんな生き方がしたい」という思いのある人は、自分のカラーを自分で決めてみましょう、というお話です。
自分は何をして生きたいのか?
私がまず考えてみたのは、自分がこれからどんなことをして生きていきたいのか、ということ。
もともと何かモノを創るのが好きだったので、これからもそういうクリエイティブなことをやっていきたいと思いました。
今はブログや音楽がその一環。
自分の中にあるものを一つの作品として形作ったり、表現することをライフワークにしたいと思ってます。
何を大事にしていきたいか?
次に、自分が生きていく上で大切にしたいことは何か。
私の場合はまず、自分自身に対して正直であること。
昔は周りの目を気にして自分を抑えてばっかりいたので、今は自分で進む方向を選んでいきたいんです。
癒しとか、自分が安心出来る環境にいることも大事にしたいですね。
心にゆとりのある、平穏な毎日が送れたらいいなと思います。
自分が目指したいイメージ
あとは自分が人からどんなふうに見られたいか、ということ。
私は年齢よりも大人っぽい外見で、ミステリアスなところがある女性が憧れでした。
だから自分もそんなふうになりたいな、と。
ステージに立った時に絵になるような、華やかで上品な感じを身に着けたいんです。
尚且つ前向きでいること・笑顔でいることも忘れないようにしたい。
別に今の自分のままでいい、という場合はそこまで深く考える必要はないと思います。
ただ目指したい自分像があるという人は、そのイメージについてもある程度意識しておくといいかもしれませんね。
イメージを色に例えてみよう!
以上のことを踏まえて、私が自分のテーマカラーに選んだのは菫色。
自分でもちょっと意外な感じがしたんですが、上品な印象を与える色っていうと、やっぱり紫系かなぁと。
その中でも、淡すぎず暗すぎないこの色にしました。
名前の響きもいいし、個性が強い感じもしますよね。
この紫のイメージを、これからの自分の活動の中で生かせないかな?と考えたんです。
しかも菫って、日本流行色協会が選定した令和慶祝カラーの一つでもあるんですね(梅・菫・桜)。
「令和 慶祝カラー」は梅・菫・桜の3色、日本流行色協会が発表https://t.co/y7t0kI9tBK
— FASHIONSNAP.COM (@fashionsnap) April 30, 2019
我ながらこれはナイスタイミング^^;
普段身の周りにはあまり置かない色なので、文房具とかコスメとか、小さいものから取り入れていこうかなと思います。
誰でも出来る、色を使った心のコントロール
ということで、私がやってみた「自分の色」の決め方についてご紹介しました。
今まで自分の好きな色ばかり選んできた方は、時々こうしてなりたい自分をイメージさせる色を意識してみてはいかがでしょうか。
そして今回紹介した本、この他にも色が人の心にどんな影響を与えるのか、実例を交えながらとても分かりやすく書かれてます。
私も読んでみて「色ってこんなにすごい力があるんだ!」と驚きました。
気になった方はこちらも是非チェックしてみてくださいね。
安音でした、チャオ♪

