安音です♪

 

職場や学校など、人生の中で必ず付きまとってくる人間関係。

周りとどう付き合っていったらいいのか、悩みながら過ごしてる人はたくさんいると思います。

 

 

私も引っ込み思案で、人と上手く関係を築けたことがほとんどありませんでした。

 

友達も少ないし、街中で知っている人を見つけると、声はかけずに隠れる人間です。

そのくらいシャイなので、「人間関係」っていう単語を聞いただけで、なんか身体がムズムズするというか・・(苦笑)

 

 

そこで今回は、人とのトラブルで自信を失くした私が、ネットで好きなことを発信し始めるまでの経緯をご紹介します。


人との関わり方が分からなかった子供時代

私は小さい頃から、口数が少なくて大人しい性格でした。

 

近所の子達が外で元気に走り回ってる中、私は家の中で毎日絵を描いたり、ピアノを弾いて過ごしていた超インドア。

なので、他の子供達がやるような外遊び(鬼ごっことかかくれんぼとか)をした記憶が、数えるほどしかないんです。

小学生時代のいじめ

そんな私は小学5年生の時、人生で初めて「いじめ」というものを経験しました。

 

当時、一番仲が良かった友達に突然裏切られて、仲間はずれにされたり、陰で悪口を言われるようになったんです。

 

もともと人と接するのが苦手な私にとって、このいじめは本当にショックでした。

昨日まで普通に仲良くしてた友達が、急に自分をバカにする態度をとり始めたので。

 

 

それで落ち込むのと同時に、「一人になるのは嫌だ」いう焦りのような感情が出てきたんです。

 

女の子同士のいじめのイラスト

「いじめられてる」とか「いつも一人でいる」って、なんとなく周りからは「カッコ悪い」みたいなマイナスイメージで見られるじゃないですか。
(本当にカッコ悪いのは、興味本位で誰かをいじめてる人達ですが)

 

だから私も、「一人になることで周りから浮きたくない」「友達がいない子だなんて思われたくない」と焦ったんです。

 

 

そこで、自分と性格が近い大人しめのグループに入れてもらったりして、交友関係を閉ざさないようにしました。

 

でも結局、どの子達とも上手くいかなくて、何度もはじき出されることに・・

本当に女の子の友達作りって面倒ですね(-_-;)

「もう一人でいいや」と決めた中学時代

「友達なんて面倒だし、出来てもすぐに離れてしまう。

だったら、始めから一人でいるほうがいい」

 

そう考えた私は、中学生になる頃には、完全に一人で過ごすことが多くなりました。

 

 

休み時間は何をするでもなく、いつも机に突っ伏してたのを覚えてます。

その間「あの子ってさぁ・・ww」と、周りの女の子達にからかわれることもよくありました。

 

一人ポツンと佇む女子中学生

担任の先生も、そんな私のことを気にはしていたみたいです。

 

でも、なんとなく分かったんですよね。

「この子って大人しくて接しづらいし、よく分からない」と思われてるのが。

 

 

だから頼ることは出来なかったし、家族に対しても、自分が友達関係で悩んでいるとは伝えられませんでした。

 

心配をかけたくなかったし、「“友達がいない=情けない”と思われるんじゃないか」という、小学生の頃からの不安があったからです。

どうしてこうなった?私の青春

さらに高校では、女の子だけでなく男子生徒も加わって、嫌がらせがさらにエスカレート。

 

自分の机に荷物を置かれた女子高生

朝、教室に入ると、誰かの荷物やゴミが勝手に私の机の上に置いてあるんです。

それに対して私は何も言えずに、一人で物をよけるだけだったので、同じことが毎日のように続きました。

 

「高校では頑張って友達作ろう!」と意気込んでたんですが、見事に失敗してしまったわけです。

 

 

だから「学生時代に戻りたいか?」と聞かれると、私ははっきり「No」と答えます。

一人で悶々とした毎日を送っていた時代に戻りたいとは、これっぽっちも思わない。

 

正直、一人でいることはだんだん苦ではなくなりました。

それに慣れちゃったというか、友達関係で必要以上に悩みたくなかったので。

 

 

ただやっぱり、「友達とわちゃわちゃするような青春したかったな~」とも思うし、人間関係に対する苦手意識は今でも残ってます。

いじめによる自信喪失

「なんで私は友達が出来ないんだろう。人と上手く付き合えないんだろう」

 

私はそんな自分が嫌いになって、誰を信じたらいいのかも分からなくなってしまいました。

 

「私は人と接しちゃいけない人間なんだ」

「自分を表に出したら、またいじめられるかもしれない」

「嫌われるのは、自分におかしいところがあるからなんだ。私が悪いんだ」

 

 

周りの人だけじゃなく、とうとう自分自身も信用出来なくなってしまったんです。

夢や目標にも積極的になれなくなって、常に周りの顔色を伺って過ごすようになりました。



いじめを「負債」から「経験値」に変える

トラウマが変えてくれたもの

・・と、私にとってマイナスしかなかったように思える人間関係のトラブル。

でも大人になった今振り返ってみると、この経験から学んだことや、出来るようになったことも少なからずあったなぁ、と思って。

 

 

一番大きいのは、弱い立場にいる人の気持ちを考えられるようになったこと。

「誰かを傷つけたり、嫌な気持ちにさせるようなことは絶対にしない」と意識するようになりました。

 

なので、私は昔に比べるとずいぶん温厚になったと思います。

人に対して怒ったりすることも少ないし。

 

周りからも「優しいね」とよく言われるんですが、それは昔の経験が、ある種のターニングポイントになったから。

 

 

ちょっと皮肉かもしれないけど、当時の経験が自分からいろんなものを奪っただけでなく、いい方向にも成長させてくれた。

 

だから、「あの時は辛かったけど、逆にこんなことが出来るようになったんだよ」と、今では人に伝えられるようになりました。
(誤解しないでいただきたいですが、もちろんいじめはダメ絶対ですからね!)

自分を素直に出せる環境に飛び込んだ

それに気付いてからは、やりたいことにどんどんチャレンジして、自分に刺激を与えてくれるような人とたくさん出会いと考えるようになりました。

「失った自信をもう一度取り戻したい」と。

 

そのためには、自由に自分の思いを表現出来るネットを第一の環境に選んでみようと思ったんです。

 

 

リアルではなかなかやりづらいことでも、顔を出さないネットなら出来るかもしれない。

素直な自分を出していけるかもしれない。

 

そして、誰かが自分のことを知って共感してくれたり、新しい繋がりが生まれたらすごく嬉しいな、と思いました。

 

 

今まで嫌われるのが怖くて、隠し続けてきた自分。

それを誰かが認めてくれたら、こんなに幸せなことはない。

 

だから、現在数は多くないにせよ、このブログを読んでくれる方がいること自体、ものすごくありがたいんです。

これからもよろしくお願いしますね(*´ω`*)



最後に

人生や価値観を変えてしまうほど痛い経験は、逆に大切な何かを自分に教えてくれます。

いいことはずっと続かないけど、辛いことにもいつか必ず終わりが来ますから。

 

最初のうちは苦しいかもしれませんが、自分を見つめ直すチャンスだと思って、頑張って受けとめていきましょう。

 

安音でした、チャオ♪