安音です♪

 

私は子供の頃から、人付き合いが大の苦手。

周りの目を気にしやすいタイプだったので、「相手に嫌われたくない」「不快な思いをさせたくない」、自分の気持ちを抑え込んでばかりいました。

 

だから、人とオープンに話すことが出来なかったんです。

 

 

さらにそれがエスカレートすると、行動力もなくなっていきます。

何かやりたいことがあっても、「上手くいかなかったらどうしよう」「周りから何か言われたらどうしよう」と考えて、行動に移すことが出来なくなる。

 

 

「人にどう思われるか」を気にすると、人付き合いや自分の行動に、大きな制限をかけてしまいます。

 

この気持ちさえなければ、もっと素直に自分を出したり、積極的になれるのになぁ・・と、私もずっと悩んでました。



自信を失くす「思い込み」

人の目を気にしてしまうのは、自分に対して自信がないから。

その自信のなさをもたらしているのが、自分の中にある思い込みです。

 

「私は大したことない人間だ」とか「人に嫌われちゃダメだ」とか。

自分で無意識のうちに決めつけてしまっていること、あなたにはありませんか?

 

女の子同士のいじめのイラスト

私も自信のなさの裏側には、「自分の気持ちを表に出したらいけない」という思い込みがありました。

 

これは小学生の頃いじめにあって、「自分の思っていることを口にしたり、行動に移したら周りからバカにされる」と考えるようになったからです。

 

 

ただ、そうして自分の身を守ろうとしても、人間関係が上手くいったためしはないんですよね。

逆にますます人と関わるのが苦手になって、自分に対する自信も失うことに・・

 

だから今の状況を変えたいのであれば、こうした自分の考え方を見直して、今までと違う方向に直していく必要があるわけです。

 

 

とはいっても、「自分の性格ってそう簡単に変わらないんじゃないの?」と思う方もいるんじゃないでしょうか。

そこで今回は、「人目を気にする性格を変えたいけど、どうしたらいいのか分からない」という方におすすめしたい本を2冊ご紹介します。



いちいち“他人”に振り回されない心のつくり方(中島美鈴)

中島美鈴『いちいち“他人”に振り回されない心のつくり方』

↑まず最初はこちら。

著者の中島美鈴さんは、「認知行動療法」という精神療法を専門にする臨床心理士です。

 

認知行動療法というのは、感情に影響を及ぼすその人の「考え方」を修正することで、落ち込んだ気持ちを軽くしていくという療法。

うつ病や不安障害にも効果があると言われていて、近年注目されてるんだとか。

 

 

この本では、そんな認知行動療法における考え方をもとに、人間関係を改善させるためのヒントがたくさん紹介されています。

学べること・勉強になるポイントは主に次のようなもの。

  • 「人を信用してはいけない」などという自分の思い込みを書き換える方法
  • 相手の顔色を伺って不安になったり、言いたいことが言えずイライラしてしまった時の対処法
  • 変わりたいのに変われないときはどうしたらいいか?
  • 自信がない人、自分で自分を大切に出来ない人へのアドバイス

 

 

これからはもっと自分の気持ちに正直になって、楽しく人と関わりたいと思わせてくれる内容です。

相手のことばかり考えて、自分の気持ちをつい抑え込んでしてしまう・・という人におすすめ!

 

あれこれ考えすぎて“動けない人”のための問題解決術(倉成央)

倉成央『あれこれ考えすぎて“動けない人”のための問題解決術』

↑こちらも、自分の考え方の基盤を直す方法が書かれた本。

 

著者は臨床心理士として、株式会社メンタルサポート研究所の代表を務めておられる、倉成央さんという方です。

「考える前に行動しなさい」と言われる側の本音

冒頭で書いたように、私は何かをしようとしても「悪い結果になったらどうしよう」と思って、行動するのを躊躇してしまうタイプでした。

 

会社員時代も、作った書類のチェックを上司にお願いするのが怖くて、何度も仕事を先送りにしてしまったり・・

やらなきゃいけないことだと分かってるのに、「間違いを指摘されるかもしれない」と心配して、行動に移せなかったんです。

 

 

で、よくそういう人に「グズグズ悩んでないで行動しなさい」とか「そんなのやってみなきゃ分からないでしょ」というアドバイスをする人がいるじゃないですか。

 

でも、「そう言われたって、自分の行動をすぐに変えるのは難しい」と私は思ってました。

「まず動け!」と言われただけでパッと動けるようになるんだったら、誰も苦労しないですしね。

行動の前に湧き上がってくる「不安」

すぐに動けない人は、仕事のやる気がないわけでも、自分を変える気がないわけでもありません。
(中にはそういう人もいるかもしれないけど)

 

行動する前に不安になってしまうから、動かなゃと分かっていても動けないんです。

 

心配する女性のイラスト

だから考え方を改めようとしても、それ以前にこの「不安」という感情をなんとかしないと上手くいかない。

 

「考える前に行動しなさい」というアドバイスは、なかなか動けない人からすると、実はかなり難しいものです。

「動け動けって言うけど、じゃあどうしたらすぐ動けるようになるのか教えてよ」と、私もよく心の中で呟いてました^^;

 

 

そうした、自分の行動にブレーキをかけてしまう「不安」を消す方法が紹介されてるのがこの本。

私もこれを読んで、変わろうと思ってもどうして上手くいかなかったのか、その原因が分かってスッキリしました。

 

同時に、自分の感情をポジティブにコントロールしていくための方法についても学ぶことが出来ます。

 

どちらの本も、読み終える頃には今よりずっと明るい気持ちになれるので、是非目を通してみてくださいね。

 

そして本当に効果を感じたいのであれば、書かれている対処法を必ず実践してみましょう。

読んで終わりにするのではなく、アウトプットも忘れずに!

 

 

安音でした、チャオ♪