安音です♪
「好きなことをしながら生きていきたい」と思っている人、たくさんいるんじゃないでしょうか。
私も、子供の頃からものを創ることが好きだったので、そういう仕事が出来たらいいなと考えてました。
ただ一方で、「好きなことや夢中になれることがない」という人もいますよね。
ないというより、自分の好きなことが何なのか分からないから「好きなことがない」と感じるんじゃないかと思うんです。
じゃあ、どうしたら自分の好きなことって見つけられるんでしょう?
好きなこと探しのコツ
①「苦労も伴うけどやめられないこと」を探す
私は子供の頃から音楽が好きで、ピアノを習ったり、吹奏楽部でトランペットを吹いたりしてました。
今も、音大で作曲を専攻した経験を活かして、舞台音楽などの制作をさせてもらってます。
でも、決して楽しいことばっかりやってきたわけじゃありません。
大変なことも同じくらい、もしくはそれ以上に経験しました。
例えば演奏するにしても、楽器ってスポーツと同じように、地味な基礎練習をしっかりやらないと上達しないんですよね。
曲を作る時も、メロディーを考えてはあーでもない、こーでもないと毎回孤独に作業してます。
だから「今日は曲作る気になれないな~」「ピアノの練習面倒だな~」と感じることはしょっちゅう。
でも、そんな音楽が自分にとって「好きなこと」なのはどうしてかというと・・
なんだかんだ言って、結局楽しいから。
形になるまでは大変なこともあるけど、それを乗り越えてお客さんの前で演奏したり、自分の曲を聴いてもらうことが出来る。
自分の演奏を聴いて感動してもらえたり、喜んでくれる人がいる。
お客さんの喜ぶ顔を見た瞬間は忘れられないし、「やって良かった」という達成感も味わえます。
だから私は「音楽が好き」「楽しい」と思ってるんです。
あなたにも、「苦労もするけど、つい何年も続けてしまっている」ということはありませんか?
始めはそれが本当に好きなのかどうか、よく分からないかもしれません。
でも、特にやめたいとも思わず続けてるのであれば、それだけ自分にとって好きなものと言えるんじゃないでしょうか。
②未経験のことに挑戦してみる
そんな私ですが、音楽以外にも「こんなことが好きだったんだ」と気付かされたエピソードがあります。
私が以前勤めてた職場では、その日の出来事を会社のブログに投稿するようにしてました。
ここで、私は初めて「ブログ」というものを自分で書くことになります。
でもブログはもとより、当時SNSを何一つやってなかった私は、それまでネットでの情報発信自体したことがなくて。
だから最初は記事を書くのも、写真を編集するのもすごく時間がかかりました。
上司に教わりながら必死に文章を考えて、なんとかアップすることに成功。
生まれて初めてネットに上がった自分の記事を見て、「ブログってやったことなかったけど、結構面白いんだな」と感じたんです。
それからは、うちの部署がブログの更新を頼まれると、私がやるようになりました。
書くこと自体苦ではなかったし、だんだん作業にも慣れて、当初200文字程度で2時間かかってた更新も30分で出来るように。
しまいには、他の部署がブログを書く時にヘルプを頼まれたり、社長が書くべきはずのつぶやき記事まで私に回ってくるようになりました( ̄▽ ̄;)
ブログだけじゃなく、業務日誌を書いたり、月1で出す会社のお便りを作るのも、ほとんど私の担当。
実は、それまで自分では「事務作業は苦手」とばっかり思ってたんです。
パソコンでタイピングは出来るけど、そんなに詳しいわけではないし、文章を考えるのもかなり時間がかかるほう。
でも、実際にやってみると楽しくなってきて、「好きかも」「得意かも」と感じられるようになりました。
大してやってもいないのに、なぜか敬遠してることがあれば、ダメもとでいいので一度やってみてはいかがでしょう。
「なんとなくこれは苦手・・」と避けていたことも、意外とそうでもないかもしれない。
自分でも知らなかった才能に気付いてハマっちゃう可能性もあります。
③周りのほうが自分のことを知っている可能性もある
会社員時代のエピソードをもう一つ。
ある時、会議で使う資料を作っていたら、チェックしていた上司にこう聞かれました。
「安音ちゃん、文章書くの好き?」
なぜか私の口からはすぐに「好きです!」という言葉が出ていました。
すると上司は、「やっぱりね~、いつもみっちり文章書いて寄こすから」
「好きじゃかったらここまで書けないもん」と。
もともと文章を書くのは得意で、子供の頃も作文を褒められたりしたんですが、「好き」と感じたことは正直なかったんです。
長時間机に向かってるとやっぱり疲れるし、自分で思うように書けないと、すぐ飽きてしまうタイプなので。
でも確かに、一回何かを書き出すと、ずーっと熱中しちゃうことがよくありました。
大学時代のレポートとか、小学校の漢字の書き取りとか、面倒だったけどそれなりに頑張ってた。
「あれ?私ってもしかして書くことが好きなのかな?」
「そうだ、ついやっちゃうっていうことはそれだけ好きなんだ!」
と、そこで初めて知りました。
だから上司の質問に対しても、「好き」という言葉がとっさに出てきたんだと思います。
今こうして自分のブログを書いてるのも、やっぱり好きだから。
こんなふうに、「周囲が自分の好きなことに気付かせてくれる」ということもあるんですね。
自分で分からない時は他の人に聞く
好きなこと、得意なこと、思わず夢中になってしまうこと。
そんな自分の内側の部分は、自分一人ではなかなか気付けないこともあります。
自分の好きなことが分からない人は、周りの人に聞いてみるのも一つの手です。
「私って何が好きなんだと思う?」と。
もしかすると、予想もしていなかった答えが返ってくるかもしれません。
でも、自分の新しい部分を見つけることが出来て嬉しくなると思いますよ。
▼▼好きなこと探しの方法まとめ▼▼
- 大変なこともあるけど、長く続けていることはないか探してみる
- 未経験のこと、なんとなく避けてきたことも、やってみると実は好きだったりする
- どうしても自分の好きなことが分からない時は、他の人に聞いてみる
そうして見つけた好きなことは、まず試しにやってみましょう。
その後で、「やっぱり自分には合わない」と思ったら他のことを探せばいいし、壁にぶつかっても、それをやりたいと思うなら続けてみる。
自分のことが分からなくなってしまったら、周囲の助けも借りながら、したいことを見つけてみてくださいね。
安音でした、チャオ♪

