安音です♪

 

先日、初めてこの作品を鑑賞しました。

ジュゼッペ・トルナトーレ監督の大ヒット映画『ニュー・シネマ・パラダイス』

エンニオ・モリコーネ の音楽はすごく有名ですし、私も何度か音楽だけは聴いたことがあったんですが、映画はまだ観たことがなかったんです。

おおまかなあらすじや世界観を把握して、泣いてしまった時に備えてボックスティッシュを横に置いて、休日の夜に堪能しました(笑)

 

ストーリー

シチリア島の小さな村にある映画館・パラダイス座。
親の目を盗んではここに通いつめる少年トトは、大の映画好き。
やがて映写技師の老人アルフレードと心を通わせるようになり、ますます映画に魅せられていくトト。

初恋、兵役を経て成長し、映画監督として活躍するようになった彼のもとにアルフレードの訃報が。
映画に夢中だった少年時代を懐古しつつ、30年ぶりにトトはシチリアに帰ってきた・・・。
出典元:アスミック・エース『ニュー・シネマ・パラダイス』完全オリジナル版公式サイト



感想(ネタバレ注意)

まさかの3時間

この映画、ご存知の方はご存知のように、3つのバージョンがあるんですよね。

約2時間の劇場公開版、2時間半のオリジナル版、そして3時間の完全オリジナル版

 

ところが、そんなことを全く知らなかった私(汗)

某レンタルビデオショップで「完全オリジナル版」と書かれた本作のDVDをパッと借りてきて、家でケースを見てびっくりしてしまったんです。

「175分もあるの!?( ゚Д゚)」と。

 

まあでも借りてきちゃったものはしょうがないですからね。

観るからには全編しっかり観たほうがいいか・・ということで、最後まで観させていただきました(苦笑)

夢を叶える「純真さ」

主人公はローマで活躍する映画監督・サルヴァトーレ(トト)。

自身の子供時代から青年期を共に過ごした映写技師・アルフレードの訃報を聞き、かつての自分を回想するところから物語は始まります。

カーテンが閉じられた映画館

幼い頃から映画が大好きだったトトは、毎日村の映画館・パラダイス座に足を運び、そこで出会ったアルフレードと親交を深めていきました。

ところが、そんな彼を快く思っていなかったのが母・マリア。

貧しい生活や夫の徴兵によって心が乱れていたマリアは、家で映画のことしか話さないトトに苛立ちを感じるようになります。

 

子供に手を上げたり、父の戦死を受け入れたり、正直このへんは観ていて胸が痛くなる描写が多かったですが・・

それでも、トトは映画に対する愛情を持ち続け、やがて視力を失ったアルフレードの後継者となり、最後は有名な映画監督になります。

 

何かを成し遂げる時は、「好き」という気持ちが本当に大事なんだなと、彼を観ていて思いました。

古い映写機

アルフレードにしても、「辛い仕事」と自分で口にしていましたけど、それでも長年映写室を離れなかったのは、やっぱり映画を愛する気持ちがあったからでしょうね。

そんな純真さが、彼らにとっては苦しみを乗り越える力だったのかもしれません。

心に突き刺さったアルフレードのセリフ

青年になったトトは、ある日碧眼の女性・エレナに出会って恋に落ちます。

ところが、彼女の両親からは交際を認めてもらえず、さらにトトが兵役につくことになったため、二人は離れ離れに。

結局、それから30年もの間、互いに音信不通となってしまいます。

 

落ち込むトトの姿を見たアルフレードは、彼に自身のもとを離れ、自分で生きる道を探すように伝えます。

「村を出て、もう帰ってきてはいけない」と。

 

トトには映画界で成功を納める人間になって欲しい。そのためには、彼のエレナに対する迷いも一度断ち切らなくてはいけない、という思いがあったんでしょうね。

そして、旅立つトトにアルフレードが贈った言葉がとても心に残りました。

何をするにしても自分のすることを愛せ。
子供の頃、映写室を愛したように。

出典元:映画『ニュー・シネマ・パラダイス』

 

私もまさに今、自分のこれからのことに思いをめぐらせていて、時々不安になったり一人で悩むこともあります。

だから、尚更自分に言われたみたいでハッとしました。

 

「私も自分が愛するものを大切にしたい。夢をずっと追い続けて形にしていきたい」と強く感じさせてくれたセリフです。

感動のラストシーン

アルフレードの死後、トトは彼が遺していった一本のフィルムを受け取ります。

それはトトがまだ幼かった頃、パラダイス座の映写室でアルフレードがカットしていた、数々の映画のキスシーンを繋ぎ合わせたものでした。

なぜか分からないけれど、この場面で私も自然と涙が・・

カメラのフィルム

当時、ラブシーンの上映がタブーとされていたイタリアでは、大事な場面も無理矢理カットされてしまうことがありました。

映写室でその作業を行うアルフレードの姿を、幼い時から見ていたトト。

 

そんな思い出の詰まった映像を観たことで、彼が自分をずっと愛してくれていたこと、そして彼の映画に対する想いを、トトは改めて感じ取ったのかもしれません。



まとめ

というわけで、初めて3時間ブッ通しで一本鑑賞しちゃいました(笑)

観る人によっていろんな捉え方が出来る作品だと思いますが、少年と老人の交流に心温まり、叶わない恋模様に切なくなり、自分にとっての「夢」をもう一度考えさせてくれます。

 

作品の中には昔の名作映画もたくさん出てくるので、気になった方はそちらも合わせてチェックしてみると良さそうですね!

安音でした、チャオ♪