安音です♪

 

先日、『岸辺露伴は動かない』2巻と同時に、『ジョジョリオン』18巻も発売ッ!

 

ジャンプコミックス『ジョジョリオン』18巻

↑今回のカバーのメインカラーはイエローとブルー。

これからの季節にピッタリのイラストですね♪

 

普段からマリンルックの定助は、こういう夏らしい雰囲気が本当によく似合ってていいなぁと思います。

まっすぐにこちらを見て、わずかに笑みを浮かべる表情がまたいい。



作者コメント

歯医者さんと交わした、ちょっと引っかかる会話のこと。

 

具体的にどんなことをするのか聞きたかったのに「虫歯の治療です」って、「そんなの分かりきってるわ」って話ですよね(苦笑)

何気ない会話もこういう形で読者に提示出来るのが荒木先生らしい^^;

 

 

でも、これと似たようなことを私も無意識にやっちゃってるかもしれないなぁ・・気を付けないと。

相手が求めていることをちゃんと返せるようにしていきたいです。



各話感想(未読の方はネタバレ注意)

#071 清の時代の髪留め

康穂ちゃんの過去が描かれた回です。

まだあどけなさが残る中学生の康穂ちゃん、自分の居場所がなくて、家でも学校でも辛い思いをしていたんですね・・

 

 

鼻炉山で定助達の戦いを見て、彼女は6年前に髪留めに化けた「岩動物」に出会っていたことを思い出しました。

 

さらに、その岩動物のせいでケガをした自分を治療してくれたのが、実はホリーさんだったこと。

そして、その時一瞬だけ吉良(=定助)にも出会っていたこと。

 

康穂ちゃんにとって、失った記憶を取り戻すために戦う定助の姿は、どこか自分と重なる部分があったんだと思います。

「自分の生きる意味を見つけたい」という気持ちは、二人共同じなんですね。

 

 

“ホリーさんを助けるために、自分も「ロカカカ」を手に入れる”という彼女の決意、読んでてすごくテンションが上がりました。

 

が、そんな康穂ちゃんの思いを「どーでもいい」とバッサリ切り捨てる豆銑さん(苦笑)

掴みどころはないけどいいキャラしてるなぁ。

 

でも彼女(ペイズリー・パーク)の存在は、きっとこれからも定助にとって頼りになるはず。

 

 

それにしても、頭皮から指先まで全身カッサカサにしてしまう髪留めの攻撃、実際に受けたら本当に嫌だ・・

女子にはキツイ(汗)

 

しかも幻覚まで見せて、人の身も心も傷つけてしまうんだから勘弁して欲しいです。

「再起不能」じゃなくて「破壊」されただけみたいだし、また出てくる可能性もあるのかな?

#072 東方家の北。果樹園

「ロカカカ」収穫までのカウントダウンが始動!

後になって気付いたんですけど、この表示に描かれている「ロカカカ」の果実、時間が進むに連れてだんだん色付いてきてます?

 

 

そんな中で、微笑ましい日常を送る東方家の面々。

ほんの数ページだけど、戦いの合間にこういう姿が見られるのはやっぱり嬉しい♪

 

相変わらずの鳩ちゃん・常秀・大弥ちゃん兄妹の絡みが、私も毎回楽しみで(笑)

お得用魚肉ソーセージの疑問、真偽のほどは分かりませんが、荒木先生ご自身も何か気になることがあったのかな?

 

 

ところで、憲助さんと常敏の野球観戦のシーン。

 

「駅前西口にT大病院の医者達がモールを立てたから、人の流れが変わってフルーツパーラーの力が弱くなった」

と常敏が言ってましたけど、これって何気に重大発言?

 

ホリーさんや吉良が絡んでる病院ってことですよね。

東方家の繁栄をジャマする誰かの仕業ということ・・?

 

いずれ話の全容が明らかになってくれるといいですが。

#073 オゾン・ベイビーの加圧 その①

岩人間プアー・トムの指示を受け、常敏が東方家の果樹園に埋めたスタンド「オゾン・ベイビー」の攻撃がスタート。

最初は定助と豆銑さんを狙って仕掛けたつもりが、実は東方家全体が標的になっていて、自分まで巻き添えに・・

 

家を守るため、そして息子であるつるぎちゃんを「石化病」から守るため、自らの行動を「正しい」と信じて貫く常敏。

 

 

ただ彼の場合は、かなり危ないところにまで踏み込んじゃってる気もするなぁ。

 

殺人に加担しようとしてる以上、「一人の父親」としてはとても許されることじゃない。

それは彼自身もよく分かってるはず。

 

つるぎちゃんはそんなパパの姿を見てるわけだし、常敏の行動によって、彼の心がどうなってしまうのかもちょっと心配・・

#074 オゾン・ベイビーの加圧 その②

つるぎちゃんの一人称、この回で「あたし」から「ボク」になってました。

一気に男らしくなったというか、戦いの中で彼も少しずつ成長していってるのが分かります。

 

そして定助も、自分のため、ホリーさんのため、「ロカカカ」は絶対に渡さないと改めて決意を固めてくれました。

 

それでこそ主人公ッ!と思ったら、次のページですぐに「気に入らない」と切り捨てるドライな豆銑さん(苦笑)

でも、憲助さんを信じて自ら「新ロカカカ」の枝を回収しに向かうあたりはすごくカッコよかったですね。

 

 

定助&豆銑さん、常敏&つるぎちゃん、そしてプアー・トム。

一つの果実を巡って、これからどんな攻防が繰り広げられるのか?

 

一気に盛り上がるであろう今後の展開に期待したいです。

安音でした、チャオ♪